近年、物価高や材料費の高騰で非常に高価になっているルアー。そのせいか、中古のルアー市場は右肩上がりです。最初は抵抗感もあるかもしれませんが、中古ルアーには魅力がたくさんあります。今回はその魅力に迫っていきます。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)
目次
ネットオークションやフリマサイト
ヤフーオークションやメルカリなど、日本国内では様々な中古品市場があります。その中でも釣りに使うルアーは、数えきれないほどの品数が出品されています。お目当てのルアーに出会える確率は非常に高いです。
画像と実物に差が少ない
近年はスマートフォンの画質も非常に高いです。特にこれらのサイトではほとんどがスマホで撮影された商品が出品されております。高画質なカメラで撮影されたルアーですから、届いたものと写真で見たものの差もとても少なく感じます。
廃番品やレアなカラーに出会えるかも
凄くお気に入りだったルアーも、いつしか廃番になってしまうこともあります。また、限られたカラーしか店頭では買えなかったりということもあります。そんな時にオークションやフリマには、通販や店頭では買えないルアーも出品されることがあります。
届いたらメンテナンスをしよう
商品が手元に届いたら、錆などは無いかチェックしましょう。綺麗に見えたルアーもフックアイの付近に、フックからのもらい錆びがある場合もあります。
錆は広がりますから、除去しましょう。筆者のおすすめの錆び取り剤は、【茂木和哉「サビ落とし」】です。錆の部分にスプレーすると紫に変色し、錆を綺麗に落とします。
フックの交換をしよう
フック付きのまま売られたものを購入した場合も、できる限りフックは新品に交換しましょう。針先が鈍っていることもありますから、フックは新品からスタートさせましょう。
コーティングはした方が安心
あくまで中古ルアーですから、少なからず傷や塗装剥がれがあることが多いです。それ以上キズや剥がれが広がらないように、ルアーをコーティングしてから使うようにしましょう。コーティングすると、やはり塗装の持ちが全然違います。
あとは釣るだけ
よほど塗装が剥がれていたり、変形してしまっているルアーでなければ釣果に変化はありません。むしろ、新品の物よりも思いっきり使えるようになるし、釣果が上がるかもしれません。筆者は中古ルアーも結構使っていますよ。
愛着がわく
昔、よく使っていたルアーであったり欲しくても新品では手に入れられなかったりしたルアーを中古でなんとか手に入れることができる場合もあります。そんなルアーには愛着がわくし、新品と同じぐらい思い入れも深くなります。
リユースは時代にマッチしている
環境問題が深刻になっている中、廃棄物を減らす【リユース】は立派な活動です。廃棄物を減らし、地球環境の保護にもつながっていますよ!
中古ルアーには最初は抵抗があるかもしれませんが、一度使ってみると病みつきになってしまうかもしれません。手に入れた中古ルアーで大物を釣ると嬉しさも倍増です。
<須藤雄飛/TSURINEWSライター>