熱海港での投げ釣りで15cm級シロギス19尾【静岡】エサは「東京スナメ」が抜群

海釣り 投釣り

• Tweet

熱海港で投げキス釣り

前夜、大磯のすずき釣具店の自動販売機で、ジャリメと東京スナメを購入。西湘バイパスから見る海は、濁りはあるもののウネリは少ない。

到着は6時すぎ。平日にもかかわらず、駐車場には多くの車が停まっており、海釣り施設はにぎわっている。750岸壁にも多くの釣り人がいるが、公園寄りに空いている場所があったので釣り座を設置。

当日のタックルは、遠投用に33号負荷の並継ぎ竿、ミチイトPEライン0.8号に自作湘南天ビンにデルナー天ビンの腕をカットしてオモリ部のみを付けた物の組み合わせ。仕掛けは、エサの東京スナメに合わせたフトコロの広い袖型ハリ7号の4本バリ。エサは東京スナメとジャリメを使用した。

15cm級本命登場

海面を見ると、薄濁りが入っている。1投目は、東京スナメとジャリメを交互に付けて、正面の6色に投入。着底後すぐにブルッと本命らしきアタリ。そのまま少しステイさせておくと15cm級のダブル。2尾ともに東京スナメに食ってきた。

2投目は同じく6色の投入から、またしても着底後すぐにブルッときて、同級をゲット。この魚も東京スナメを食っていた。

3投目は6色～4色までサビいてきたが、アタリはない。ハリや天ビンには川ゴミが付いており、置き竿を中心とした釣りになりそうだ。

その後は、6色を中心に置き竿で狙うと必ずアタリがあり、魚が釣れてくる。キスならば13～17cmまでの間で、ピンギスは交じらない。ゲストは定番のヒメジと極小のチャリコ、メゴチ。

たまに2連もあり、順調に釣れ続く。東京スナメがなくなる9時半まで食いは続いたが、ジャリメオンリーだと明らかに食いは落ちた。

「東京スナメ」が効果抜群

11時前に納竿。実質3時間強で、15cm前後19尾。欲を言えば20cm超がほしかったが、贅沢は言っていられない。エサは東京スナメが抜群で、ジャリメと東京スナメを交互に付けても、食ってくるのは東京スナメばかり。まるで、ジャリメを避けているようだった。

これから青物が港内に入ると、キスの食いが途端に落ちてしまうので、釣行するならば今がチャンス。休日はとても混雑するので、半夜～早朝釣行にし、人手が多くなってきたら納竿するなど、釣り場を有効に使おう。

＜週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎／TSURINEWS編＞