天神祭(化けものまつり)を楽しみながらの夜釣りでキジハタ、カサゴ、マアジ手中【山形】

天神祭(化けものまつり)を楽しみながらの夜釣りでキジハタ、カサゴ、マアジ手中【山形】

山形県の鶴岡市には天神祭(俗称化けもの祭り)と呼ばれるちょっと変わった祭りがあります。また鶴岡市は日本海に面しており格好の釣り場もたくさんあります。そこで今回は祭りを楽しみながら夜の磯で釣りも楽しむという一粒で二度美味しいというそんなお話です。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

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釣りを初めて30年。魚は食べることはもちろん,飼育,繁殖も大好きです。魚種の縛りなく,たくさんの魚に会いたいと思っています。

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天神祭(化けものまつり)とは?

天神祭(化けものまつり)の由来は学問の神様と言われる菅原道真公を祀る鶴岡天満宮のお祭り。道真公が九州太宰府に配流された時、道真公を慕う人々が時の権力をはばかり、姿を変え顔を隠して密かに酒を酌み交わし別れを惜しんだという言い伝えがあります。

ここ数年はコロナ禍に伴い中止となっていましたが、期日は毎年5月24・25日と決まっています。鶴岡市は城下町で、この祭りの際は鶴岡城址を中心としてたくさんの出店が並び賑わいます。

天神祭(化けものまつり)を楽しみながらの夜釣りでキジハタ、カサゴ、マアジ手中【山形】賑わう出店(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

この祭りの変わっている点は、鶴岡市が中心となって、道真公を慕い姿を変え、顔を隠して酒を酌み交わし別れを惜しんだ人々を「化けもの」としてボランティア募集し、祭り会場周辺で参観している人々をもてなすというところにあります。「化けもの」は編み笠と手ぬぐいで顔を隠し派手な長襦袢を着用します。

天神祭(化けものまつり)を楽しみながらの夜釣りでキジハタ、カサゴ、マアジ手中【山形】「化けもの」の衣装(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

私が子供の頃の「化けもの」は日本酒やビール、ジュース等を腰にさげ、グラスやおちょこを持って通りすがる人をもてなしていましたが、今年は衛生面の対応のためか飲み物は使い捨ての紙コップに注ぐ形に変更。

天神祭(化けものまつり)を楽しみながらの夜釣りでキジハタ、カサゴ、マアジ手中【山形】もてなしの様子(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

手指の消毒用のアルコールのスプレーで消毒してあげる人もいるといった対応に変わっていました。いずれにしても私の幼少期の心の原風景と重なる懐かしいお祭りです。

天神祭(化けものまつり)を楽しみながらの夜釣りでキジハタ、カサゴ、マアジ手中【山形】時代とともに対応も変わりゆく(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

私の欲張り計画とは

ネットで調べてみると5月25日(木)は午後3時から鶴岡市役所前でパレードがあるようでした。祭り会場の出店は他の時間に見学するにしてもこれは外せません。

そこで午後1時から釣り場の下見→午後2時半からパレード見学の場所取り、見学→午後5時半から夜釣りという計画を立てました。

天神祭(化けものまつり)を楽しむ

数十年ぶりに訪れた天神祭、懐かしさでいっぱいになりました。出店がひしめく鶴岡城址のメイン会場は心なしか「あれ?こんなに小さかったかな?」「こんなに古かったかな。」と感じてしまうのは時の流れでしょうか。

天神祭(化けものまつり)を楽しみながらの夜釣りでキジハタ、カサゴ、マアジ手中【山形】出店の風景(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

またパレードは昔はこんなに整然としてものではなく仮装行列だったような気が……。時代の変化は感じましたがそれでも故郷の思い出に浸ることができた貴重な時間となりました。

天神祭(化けものまつり)を楽しみながらの夜釣りでキジハタ、カサゴ、マアジ手中【山形】パレードの様子(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

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