5月5日(金・祝)、東京湾・金沢八景(洲崎町)にある一之瀬丸で「第26回子供の日親子釣り大会」が3年振りに開催された。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 岩下)
一之瀬丸で「親子釣り大会」
全10隻に子ども144人、大人142人の合計286人が参加。強風のため予定していたポイントを攻めきれず、近場での展開となった。前半はシロギス、後半はイシモチを狙って転戦。優勝はキス1尾にイシモチ4尾合計1267gで川崎市の金谷青志くん(9歳)、尚和さん親子で「沖縄旅行ペアチケット」をゲットした。
本イベントは、キャンセル待ちが出るほど人気の大会。当日も一之瀬丸の大型船10隻がフル稼働でスタンバイ。各船2人以上のスタッフがサポートする。今年はマルキユーから片原恵麻さん、ダイワからSFAの千葉百々絵さん、前崎凪砂さんがアシスタントとして参加。
大船団でポイントへ
6時半から受け付けが始まり、先着順で席を確保してそれぞれ準備。貸し道具、氷、ライフジャケットは子ども専用も用意されており万全だ。
7時半、開会式でルールや注意事項などを説明。風が強く吹く予報のため、安全第一に近場のポイントを中心に探るとのアナウンスがあった。
競技はシロギス1尾+他魚種4尾の総重量で競う。タコやエイ、サメは対象外。オモリは20号統一。エサは虫エサのみで、泳がせや身エサは禁止。仕掛けは、天ビンまたは胴突き3本仕掛け。竿は1人1本。シロギス総数トップには、トップ賞が送られる。
開会式のあと、順次出船。乗船取材したのは5号船で、伊東正訓船長が舵を握る。サポートとして片原恵麻さん、ほか同宿スタッフ2人が参加者をフォロー。10隻の大船団が八景沖へ向かう。
キス&ムシガレイ登場
ポイントに到着後、まずは各船で船中1尾目をかけて子どもだけで早掛け対決。早々にシロギスを釣り上げたのは、右舷胴の間ミヨシ寄りに入っていた服部海音くん(13歳)。賞品がすぐに片原さんから手渡された。
その後は、各自でシロギスを狙う。左舷ミヨシ側3組目の小笠原さん親子の昇冴くん(7歳)が本命を釣り上げて満面の笑み。
右舷胴の間では、ムシガレイが数尾上がる。
同舷ミヨシ3グループの原田琉之介くん(13歳)にジャンボギス、負けじとお父さんの和則さんも追釣。
この日は、ときおり強く吹く風で苦戦を強いられることも。オマツリも多々見られたが、スタッフがすぐに駆け付けて対処していた。