上越沖コマセマダイ釣りで60cm級頭に乗っ込み本命2枚【安盛丸】バラし連発の理由とは?

上越沖コマセマダイ釣りで60cm級頭に乗っ込み本命2枚【安盛丸】バラし連発の理由とは?

赤一色の魚体に沸き立つ上越日本海へ向かう。そう!今年も「乗っ込みマダイ」がやってくるのだ。日にちは5月3日(水)マダイ1日便。心を躍る短い季節をひと足先に堪能してきたのでレポートしよう。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・藤岡和貴)

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藤岡和貴

長野県を発信基地とし、信越地方の釣りを皆様にお届けしています。【かっちゃん本日釣り日和☀️】動画投稿もしています。あわせてよろしくお願いいたします。

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安盛丸で乗っ込みマダイ釣行

通年、筆者がお世話になっている名立漁港の遊漁船である安盛丸にて今回もチャレンジしていく。コマセマダイを中心に四季折々の魚種を狙っているが。最近では、アジングやタイラバなどルアーフィッシングにもチャレンジしておりバリエーション豊富な遊漁船である。

上越沖コマセマダイ釣りで60cm級頭に乗っ込み本命2枚【安盛丸】バラし連発の理由とは?安盛丸で目的地に移動中(提供:TSURINEWSライター・藤岡和貴)

直江津沖

4月末より乗っ込みマダイの予兆が見られた直江津沖がポイントとなる。名立漁港から直江津沖までは30分ほどの移動距離はあるものの、それでも有数のポイントがある直江津沖はぜひ抑えておきたい場所である事は間違いないようだ。

上越沖コマセマダイ釣りで60cm級頭に乗っ込み本命2枚【安盛丸】バラし連発の理由とは?直江津沖(提供:TSURINEWSライター・藤岡和貴)

テーパー仕掛け

筆者の仕掛けを紹介していく。基本的には一般的な物である。フロロカーボンライン6号を7m/フロロカーボンライン4号5mの2段テーパー仕掛けでウェイトスイベル2Bを連結分に使用している。

上越沖コマセマダイ釣りで60cm級頭に乗っ込み本命2枚【安盛丸】バラし連発の理由とは?当日使用した針(提供:TSURINEWSライター・藤岡和貴)

基本的には乗っ込みマダイは活性が高く、浅場にて餌を捕食しているので、上記のような軽めの仕掛けで問題はない。しかし、数日前に強い雷雨に見舞われたため、海水温が低く活性が悪いことが予測できた。

そのため、下ハリス4号の1m上にガン玉2Bを打ち、さらにウェイトスイベルの連結部分に1号の中通し錘を加えた重め仕掛けにて挑戦していく。

上越沖コマセマダイ釣りで60cm級頭に乗っ込み本命2枚【安盛丸】バラし連発の理由とは?当日使用したガン玉(提供:TSURINEWSライター・藤岡和貴)

仕掛けを重くするメリット

遊漁船の場合、全ての仕掛けが同一でない事が釣果を大きく左右する場合が多い。活性が低く底で餌を捕食するマダイを狙うには仕掛けを落とす必要がある。

軽い仕掛けは潮の影響を受けやすく、自然な仕掛けの流れや餌を流せるものの細かい誘い(アクション)をかけるには不向きである。中通し錘とガン玉も加える事で変則的な動きを演出出来る。たとえ50cm落とし込んだとしても付け餌が跳ねる演出ができるのではないかと考えた。

実際に大きなアクションに繋がっているかは海中を覗いてみなければわからないが、イメージを持ちながら狙う事は大切ではないだろうか。少なくともマダイに見せてやる気スイッチを入れて釣るという効果がある。

開始直後は無反応

釣りを開始した1時間ほどは当たりがなく時間が過ぎていく。左トモでマダイが数枚上がるも続かない様子だ。やはり読み通りに活性が悪い。棚は10mだがマダイが全く浮いてこない。

ドラグを少しずつ緩めて1m前後でゆっくり落とし込んでは巻き上げを繰り返し誘いをかける。マダイのやる気スイッチを探していく。粛々とじっくり攻めていく。

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