ナイトボートアジングで30cm超アジ好捕【佐賀・きずなまりん】濁り攻略のカギとは?

ナイトボートアジングで30cm超アジ好捕【佐賀・きずなまりん】濁り攻略のカギとは?

4月15日、佐賀県唐津市肥前町大浦浜漁港より出船の、きずなまりんを利用して、今シーズン初の伊万里湾バチコンアジングに行ってきた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・吉川徹)

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夜間のアジング釣行

前日、前線を伴った低気圧が通過し、九州地方に激しい雨を降らせた。この雨が釣果に影響してくるだろうか心配だ。午後5時30分、出船。9日にはギガアジ(40cmオーバー)も釣れたそうだ。

ここで使用するジグヘッドについて少し説明したい。30cmから40cmオーバーのマアジや青アジが釣れることもあり、必ず太軸のものを使ってほしい。通常のものを使うと、フックが折れたり伸ばされたりするからだ。

ナイトボートアジングで30cm超アジ好捕【佐賀・きずなまりん】濁り攻略のカギとは?タックル図(提供:週刊つりニュース西部版APC・吉川徹)

水中の濁りで苦戦

6時ごろ、ポイント到着。やはり雨の影響で湾内も濁っていた。まだ明るいので、デイバチコンからスタートだ。しばらく釣ってみたがアタらなかったので、早めの夕食(カップラーメン)を食べた。船上カップラーメン、いつ食べても最高においしい。

7時ごろ、ライト点灯。前回は8時ごろからベイトも集まり、釣れだしたそうだ。ところが、8時をすぎても海面にベイトが集まってこない。やはり、濁りが原因だろうと安井船長が語っていた。

30cm越えのメガアジを手中

9時ごろ。バーチカル(縦の釣り)をやめて、広範囲を攻める横の釣りに変更した。ワームのカラーは、濁りに強いホワイト。少しキャストして着底させ、スローに巻き、再度着底させる。

巻き始めると、ティップがツンと入るアタリが来た。すかさずアワセを入れた。アジっぽい引き味。海中よりシルバーの魚体が見えた。抜き上げてヒレを確認、マアジだった。メガアジ(30cmオーバー)キャッチ!

この時間くらいから、船中ぽつりぽつりとだがヒットしていた。

ナイトボートアジングで30cm超アジ好捕【佐賀・きずなまりん】濁り攻略のカギとは?30cmオーバーのメガアジをキャッチ(提供:週刊つりニュース西部版APC・吉川徹)

船中でヒットが増える

11時ごろからやっと少しベイトが集まってきだし、船中ちょこちょこアタりだしたのは午前0時だった。やはり、濁りの影響がもろに出た釣行となった。

次の日の夕食は、もちろんみんな大好きアジフライにしておいしくいただいた。

<週刊つりニュース西部版 APC・吉川徹/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
きずなまりん
出船場所:大浦漁港
この記事は『週刊つりニュース西部版』2023年5月12日号に掲載された記事を再編集したものになります。