今回エギング釣行に選んだフィールドは熊本県天草エリア。悪天候のため、風裏を探しひたすらランガン。海藻が絡むポイントでアオリイカ4杯をキャッチすることができた釣行をお届け。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターふくしまりょうた)
深夜スタートも荒天で断念
4月6日深夜0時頃釣行スタート。この日は堤防からエントリーし釣りをスタートしたが、あまりにも横風が酷く釣りをしようにも危険な天候だったため、車にて仮眠をとることにした。
翌朝目が覚めて時間を確認すると午前7時。辺りは薄らと空が明るくなり始めていたが、一向に雨は止む気配がない……。車を走らせ、風裏になりそうなポイントを探すも前日からの雨、風の影響で釣りが成立する状況ではなかった。今回は満月、大潮とかなり期待していたが夜の釣行は不発におわった。
湾内の堤防でエギング開始
午前10時頃になると雨も次第に落ち着き、比較的波も穏やかな湾内のポイントにエントリーした。他のポイントより比較的釣りをしやすい環境だからか、多くの釣り人の姿があった。
堤防の真ん中あたりからエギングをスタートしたが、一向にアオリイカからの反応がない。やはり他の釣り人の方がすでに釣っているに違いないと考え、磯周りをランガンすることにした。
隣接した磯へ移動
今回エントリーしたポイントは隣接している場所に磯のポイントがあり、磯周りのまだ誰も投げてなさそうなポイントをチェックしてみることした。なお磯場は足元が滑りやすく大変危険。必ずライフジャケットと磯履の着用はマストだ。
沖にかけて深くなっているポイントを入念にチェックしていくと、1投目でラインをコツンと弾くようなアタリが到来。鋭くアワセを入れると沖に元気よく走り出した。足元まで寄せて無事にキャッチ。500g程のオスのアオリイカだ。
最終釣果とポイント
最終的な釣果は4杯手にすることができた。オスのアオリイカばかりでメスのアオリイカは確認できなかったが、型も500gほど、タイミングが合えばかなり活性も高くエギへのあたりもかなりアクティブになっていた。
春らしい大型は今回手にすることはできなかったが、悪天候の中アオリイカをキャッチすることができたのは、ランガンし活性の高いアオリイカを見つけることで釣果に繋げることができた。
海藻の有無
今回釣果に繋がったポイントは海藻。沖合のブレイクポイントには海藻が多く繁っており、アオリイカの産卵に適したポイントだ。アオリイカが産卵のために海藻の周りをうろうろしていたのかもしれない。