ハナダイ五目釣りで30cm前後中心に本命好捕【千葉・増栄丸】好ゲストにカンパチ

ハナダイ五目釣りで30cm前後中心に本命好捕【千葉・増栄丸】好ゲストにカンパチ

外房片貝の看板釣り物として人気のハナダイ(チダイ)。マダイにそっくりの姿・形の美しさに加えて、とにかく数が釣れる。しかも40cm級の特大交じりで良型がそろうのだから、50尾という制限があっても人気が出るのは当たり前。

また、コマセ釣りということで、ゲストが多彩なのも特徴。マダイにメバル、イシダイ、アジ、イナダ、カンパチなどが季節に応じて口を使ってくれる。

この時期は群れが固まるため数釣り有望で、大型の出る確率も高い。そこで3月5日(日)、同港の増栄丸から出船。超大型こそ出なかったが、30cm前後の中型主体に多彩なゲスト交じりでクーラー満タンの好釣果を得ることができた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)

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増栄丸でハナダイ五目釣り

5時、熱田正二船長の操船で出港。約1時間でポイントに到着。船長から23~19mのタナ指示と、漁礁の上なので根掛かり注意が出てスタート。

ハナダイ五目釣りで30cm前後中心に本命好捕【千葉・増栄丸】好ゲストにカンパチ増栄丸出船場所(提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)

20分ほどして右舷ミヨシ寄りで型が見られると、それを合図に船中ポツリポツリと上がり始める。釣れるのは30cm前後がメイン。竿先がグイグイと引かれて気持ちよさそう。

ハナダイ五目釣りで30cm前後中心に本命好捕【千葉・増栄丸】好ゲストにカンパチ30cm前後がメイン(提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)

アタリはひん繁も食い浅く

ハナダイは指示ダナが比較的広いので、早く食いダナを探すのが勝負。23mから50cm刻みでシャクってくると、21mで竿先にガツン。ハリは3本だが、ハリス2号なので追い食いを待たないで巻き始める。すると、10mくらい巻いたところでポロリ。

食いが浅いのか、その後も、アタリはひん繁だが、途中でバレることが多い。開始1時間半ほどで足元のオケには5尾だけ。

早めのシャクリが奏功

冬場のハナダイのシャクリはゆっくりと思っていたが、当日はそれではバラシが多すぎる。そこで、早めのシャクリに変更。これがよかったようで、その後はバラシが減った。

左舷胴の間の佐藤さんは、「大きいのが釣れるのが魅力です」と言っていたが、当日は特大が出なくてがっかりした様子。それでも30cm級がそろえば上出来と、気持ちを切り替えていた。

ハナダイ五目釣りで30cm前後中心に本命好捕【千葉・増栄丸】好ゲストにカンパチダブルヒットもあった(提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)

左舷トモ寄りの城山さんは、今ではめずらしい和竿を使用。趣の面での使用感は抜群とのこと。当日は孫の鈴木さんが同行。和竿で釣り上げるかわいい孫の姿を見て喜びもひとしおのようだ。

ハナダイ五目釣りで30cm前後中心に本命好捕【千葉・増栄丸】好ゲストにカンパチ鈴木さんは和竿で挑戦(提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)

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