外房片貝の看板釣り物として人気のハナダイ（チダイ）。マダイにそっくりの姿・形の美しさに加えて、とにかく数が釣れる。しかも40cm級の特大交じりで良型がそろうのだから、50尾という制限があっても人気が出るのは当たり前。
また、コマセ釣りということで、ゲストが多彩なのも特徴。マダイにメバル、イシダイ、アジ、イナダ、カンパチなどが季節に応じて口を使ってくれる。
この時期は群れが固まるため数釣り有望で、大型の出る確率も高い。そこで3月5日（日）、同港の増栄丸から出船。超大型こそ出なかったが、30cm前後の中型主体に多彩なゲスト交じりでクーラー満タンの好釣果を得ることができた。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース関東版 坂本康年）
TSURINEWS編集部
2023年4月4日
当日はカンパチも混ざる
左舷ミヨシの吉村さんは、年末の正月用の釣行以来ハナダイの魅力に惹かれてときどきくるとのこと。マダイ狙い用に大きなエビエサを持参したが、カンパチが食ってきたらしく「これはこれでうれしい」と喜んでいた。
良型ハナダイも登場（提供：週刊つりニュース関東版 坂本康年）右舷胴の間の岡部さんは、沖釣りにハマり、前日は大原でヒラメ。ハナダイもイサキも大好きらしく、大原と片貝通いがこれからも続きそう。特大こそ出なかったが、カンパチ交じりでクーラーは満タン一歩手前。「これだから釣りはやめられません」と、笑顔いっぱいだった。
4月からはイサキとのリレーに
4月からはイサキとのリレーになる片貝のハナダイ狙い。マダイやヒラメなどオデコが付き物の釣りと違って、確実に数を稼げる。いっぱい釣りたいベテランはもちろん、初心者でも釣れるイチオシの釣り物だろう。
＜週刊つりニュース関東版 坂本康年／TSURINEWS編＞
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年3月24日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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