千葉県柏~我孫子の両市を流れる新木水路は、田園地帯を走る川幅の狭い農業用水路。一見すると小川チックな水路だが、手賀沼水系ではトップクラスの魚影を誇り、連日のように多くの釣り人が並んでいる。釣り座の背後に駐車ができて、釣り台もセットしやす立地条件は最高。短竿で楽しめるのでビギナーにも最適。のどかな田園風景の中で、のんびりと熱くなろう。
大人気の新木水路
乗っ込み狙いの名スポット・手賀川と平行として流れる、総長約5km・川幅平均6mの農業用水路だ。
全域にわたり野地で水深も浅いため、乗っ込み狙いのような釣り場に見えるが、オールシーズン楽しめる。
土日ともなると早朝から多くの釣り人が並び、のどかな田園地帯に縦列駐車が続く光景となる。
数ある手賀沼水系の釣り場のなかでも、人気はナンバーワンだろう。
なお稲刈りのシーズンはコンバインを積んだ車載トレーラーがひん繁に行き来するので、道幅の狭いエリアは交差道付近への駐車は厳禁。
新木水路の魚
タチが浅いため底釣りオンリーと思われがちだが、魚影がすこぶる濃いので暖期はカッツケで好釣果が望める。
また水位の増減があり水が動くので、魚の活性も高い。
現況は水温が高いためかマブナが多く、日並みにもよるがこの魚が4~5尾にヘラが1枚交じる割合だ。そのぶんウキの動きはいいので、退屈することはないだろう。
浅ダナでガンガン攻めるのもよし、底釣りでじっくり狙うのも面白い。好みの釣り方で楽しんでもらいたい。
全域にわたって好ポイントと言っても大丈夫だが、ここでは釣り人の多い第2・3排水機場周辺を紹介する。