夏休みを利用して、2泊3日で伊豆へ家族旅行に出かけてきました。せっかくなので、早朝の「すきま時間」を利用し、ウツボ釣りを決行。防波堤から眺める美しい夜明けと、ウツボの強烈な引きを楽しんだ一時をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
東伊豆大川港でウツボ釣り
今回竿を出したポイントは東伊豆の大川港。常夜灯はなく、小規模な防波堤1本ということで定員は2組、多くてもせいぜい3組といったところ。根掛りも多く、周りの港に比べると人気はイマイチの雰囲気なのですが、ウツボの魚影はピカイチ。
過去ウツボ狙いにて3回竿を出した経験があるのですが、本命確保率は100%!3年前にはレアなトラウツボを浮上させ、思わず雄叫びをあげたこともありました(笑)
タックル&仕掛け
今回は家族旅行の「すきま時間」を利用した釣行ということで、荷物の負担にならない、オモリ負荷30号のコンパクトロッド+2000番のスピニングリール(PEライン4号)を持ち込みました。ただし、メータークラスが掛かってしまうことを想定すると心許ないで、リールはできればもう少々強力な3000~4000番がおすすめ。
また歯がとても鋭いウツボ、仕掛けはワイヤーを介したイシダイバリ(15~6号)がベストなのですが、私は釣った後安全のためにハリを外すのではなくハリスを切ってしまいたいので、タチウオバリにチモト強化でスナップ付きサルカンをつけ、そこに10号ハリスをつけてやる、といった仕掛けで臨んでいます。
エサ
エサは今回、スーパーで豆アジが売っていたのでこれを使用。これ以外にもイカやサバの短冊、サンマのぶつ切り等でもOK。匂いが強めの身エサを持ち込むといいかと思います。
豆アジをまきエサに
この日の日の出時刻は5時4分。5時ちょい前到着を目指してホテルを出発し、予定通りの時間に到着。平日ということもあってか、大川港には1番乗りで到着。すぐに準備して竿を出したいところですが、まずは準備したエサの豆アジを半分コマセがわりにまいて、美しい東伊豆の夜明けを眺めながらのんびり準備。ウツボを足元に集めるとともに、食い気も促進させてやります。
すぐにアタるもバラし
エサの豆アジを半分まき終えたら、のんびりと2本竿を準備。更にのんびりアタリを待とうとすると、5分とかからず竿先が突っ込む。根に潜られないよう慎重に竿を立てながら巻くと、初めは根掛りっぽい重さで、底から少し浮かせると、ようやく「ゴンゴンゴン」と強烈な生体反応!ウツボ独特の、しかもかなりの大物の引きを楽しみつつゴリ巻きします。そして水面にトラ柄の魚を確認。
「これはデカい!」と思い、ミチイトを掴んでぶっこ抜こうとするも……痛恨のバラシ。ハリを確認するとタチウオバリがひん曲がっていました(汗)。
更に5分後、再度アタるも、今度はハリ掛りが浅かったらしく魚の姿を確認する前にすっぽ抜け。2連チャンでやってしまいましたが、流れは悪くないです。