ゴールデンウィーク前の抜けるような青空のもと、あまりの気持ちよさに、仲間と誘い合わせて真っ昼間のアマゴのルアーフィッシングに出撃。期待どおりに、良型アマゴが迎えてくれました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター牧野広行)
葛川でトラウトデイゲーム
早朝から監視員として河川パトロールをしていた仲間と河原で休憩したのは午前10時過ぎ。早朝から多くの渓流釣り師が入釣されていたものの、いまはアタリも遠のき目の前の河原には釣り人は皆無。5月は通常の遊漁証確認と入山者車両確認に加えて、防鳥イトや鵜の飛来の監視もあり漁協は大忙し!今日もこれから、放流稚鮎の保護のために設置した防鳥イトの確認の予定だ。
相棒と、せっかく放流した稚鮎がアマゴに食べられないように、防鳥イトエリアのアマゴ退治をしようと相談。釣り好きふたりは即意気投合、早速ルアータックルを抱えてワクワク出撃した。
最近、心無い釣り人やキャンプの方々のいたずらで防鳥イト破損被害が多発している。防鳥イトは一か所でも切れてしまうと、そこから鵜が侵入し防鳥の効果が無くなってしまうので決して防鳥イトを傷つけぬようにお願いしたい。
シャローで即良型アマゴ
まずは、防鳥イトエリアの下流に広がる広い河原から釣りスタート。防鳥イトから十分離れ、上流対岸に50mmトラウトミノーをフルキャスト。プラグにきっちりトゥィッチを入れながらクロスでリトリーブする。
プラグが流れの重みを伝え、ロッドティップが軽くベントしながら小刻みに震える。そのままリトリーブしたリールハンドルには、小気味のいい引き込みが……やりました!一発目で良型アマゴ。
当日のタックル
当日のタックルは、ウルトラライトのトラウトロッド6.8ft、2000番スピニングリールには耐摩耗性のいいアーマードF+0.08号を巻き、PEラインの先にはフロロカーボンリーダ0.8号をセットした。
ルアーは、50mmプラグをメインにフローティングとシンキングを適宜使い分けた。また、流れの速い早瀬では、3g前後のスプーンを多用した。