上甑島(鹿児島県薩摩川内市)の里でシブダイやタバメ(ハマフエフキ)の釣果が上向いてきた。7月6日に釣行した時の様子をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・松田正記)
近島でカゴ釣り
里のシブダイやタバメは夏から秋の夜釣りでよく釣れ、カゴ釣りやブッ込みで狙う。
7月6日は日中釣りでスジアラを狙う人が大半。これに便乗し、夜明け前に瀬上がりして昼前に納竿する計画を立てた。
午前4時に近島に渡り、急いでカゴ釣りの準備。ウキは落下衝撃に強い遠投カゴサビキ。ハリはシブダイやタバメの大きいアゴをとらえるカット真鯛をチョイス。
エサはオキアミボイル。まずはサオ1本半のタナで、足元から探った。
開始早々アタリ連発
3投目だった。ウキがスパッと消え、サオに乗った。小気味よい引きを見せたのは1kg級のシブダイだ。
アタリは続き、今度は魚がグイグイと真下に潜る。リールを力強く巻き、一気に浮かせたのは2kg級のタバメだった。さらにアカハタやオジサンが連発し、爆釣を思わせた。
ブッ込みに変更し追加
しかし、夜が明けるとアタリは途絶え、エサ取りのイスズミが湧き始めた。
その後はブッ込みに変更し、タバメとアカハタを追加したが、エサ取りの勢いは増し、暑さも厳しくなったところで10時に納竿した。
一方、ほかの磯はスジアラを全体で2尾と釣果はあまり振るわなかったものの、シブダイやタバメは1人計2~3尾とまずまず。
そろそろナイターでじっくり狙ってみたい。
<週刊つりニュース西部版APC・松田正記/TSURINEWS編>
近島