6月21日に再開した東京都江東区にある若洲海浜公園へ様子見も兼ねて夫婦で電車釣行した。胴突き仕掛けで多彩な魚が遊んでくれた当日の釣りの模様をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 小谷友樹)
再開の若洲海浜公園へ
6月下旬、東京都江東区にある若洲海浜公園へ。園内にある海釣り施設は、緊急事態宣言期間中は閉鎖していて、6月21日に再開したばかり。様子見も兼ねて夫婦で電車釣行した。
京葉線新木場駅から若洲キャンプ場前行きバスに乗り約分、終点で下車して東京ゲートブリッジのほうへ向かって歩いていく。バスの運行間隔は30分~1時間程度なので、電車釣行時は発車時刻の事前確認を勧める。
12時ごろ到着。ちょうど干潮の時間帯で海釣り施設入り口付近の岩が露出している。自動販売機で飲み物を買ってから堤防へ。再開を待っていた人が多いのか、釣り場は大混雑。空きスペースをみつけて釣り座を構える。周りの人はは大半がサビキ仕掛けで、コノシロが散発的に上がっている。
2m間隔で混雑
タックルは2.1mのパックロッドにPEライン1号を巻いた小型スピニングの組み合わせ。仕掛けはハリ4号の胴突きでオモリ3号。エサは新木場駅から徒歩約5分ほどのところにある自動販売機で購入した青イソメを使う。
感染予防のため2m間隔を取るアナウンスはあるものの、グループがその間隔で詰まっているためファミリー中心にかなりの人混み。ほぼ自分の正面しか探れない状況。曇天のベタナギで、時折そよそよと吹く風が心地いい。
久々の獲物にニンマリ
底の状態を確認しながら仕掛けを落とす。イトフケをとって待っているとブルルッとアタリ。アワせても乗らず、エサを確認するとしゃぶられている。何度か繰り返しているとようやくハリ掛かり。上がってきたのは15cm級ハゼ。
しばらく釣行を自粛していただけに久々の魚にニンマリ。同じように探ってコンスタントにアタリが続き、何尾か追釣。
しばらくするとサビキ釣りに時合いが到来。子どもがサッパやイワシを釣って歓声を上げている。
20cm級イシモチ登場
16時ごろ、置き竿にしていた妻のロッドが突然円弧を描く。グイグイ引いて大物の予感がしたが、残念ながらドラグを締めすぎていたからかバラシ。
その直後、私にも強めのアタリ。なかなかいい引きで上がってきたのは20cm級イシモチ。ハリを外す間に、不満そうにグゥグゥと鳴いている。
10cmミニアナゴヒット
このころから周りで散発的に同魚が釣れ始めた。そんななか、妻は竿先のかすかなアタリを捉えてフッキング。ただ、引きはなく、上がってきたのは一瞬イソメが大きくなったと誤認するような10cm級アナゴ。