陸っぱりアングラーの中で話題となっている『釣りドコ』に新しいサービスが登場。それが直感的に海底を理解できる『赤色立体地図』だ。東京湾観音崎の「なかね貸ボート店」での実釣を交えて紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版・佐藤理)
ボート釣りはポイントが命
春本番を迎え、アウトドアレジャーには最適なシーズン。なかでも釣りは「密を避けられる」と、注目を集めている。とくにボート釣りは広大な海の上に1人、またはカップルや親子といった、ごく限られた人だけで楽しめるとあって人気。
しかし、出艇~帰着まで、すべてを自分でこなさなくてはならない難しさもある。とくに、釣り物によっては、ポイント選びが非常に重要で、釣果を大きく左右する。
魚探要らずの『釣りドコ』
もちろん魚探があれば、魚の反応から海底地形、水深まで一目瞭然だが、年に数えるほどの釣行回数だったり、サラリーマンアングラーには高額なアイテム。
「魚探を使わず、安価で代用になるツールはないか」という人にオススメしたいのが『釣りドコ』だ。
『釣りドコ』はアプリではないので、ダウンロードもインストールも不要。ブックマークをしておけばホームページを見に行く感覚で利用できるのも嬉しい。
深場の赤色立体地図
注目の『釣りドコ』から今年2月に提供開始された新サービスが『深場の赤色立体地図』だ。同サービスは「深場の地形を見ることができればもっと便利なのに…」という、利用者の声に応えて追加されたもの。地形変化の表現に特化した赤色立体地図に等深線を重ね合わせた特殊処理により、海底の凹凸が立体的、直感的に分かる。
見方としては、赤色が濃く、黒っぽいところは傾斜がきついところ。逆に緩やかなカケアガリは白く表記。さらに水深が数字表記される。
マーキングも可能
また、画面上には自分の位置を表示できるので、今、どんな地形の上にいるのか、手軽に確認することができる。さらに、魚マークや航跡をマーキングすることで、「いつ」、」「どこで」、「なにが釣れたか」を記録でき、自分だけのポイントマップを簡単に作ることができる。