茨城県と千葉県から沖釣り最新釣果情報が入った。茨城のヒラメは怒とうの追い込みで型数ともに期待大。内房のコマセマダイは良型が上がる日もあり、型への期待は高い。
(アイキャッチ画像提供:利八丸)
茨城県:大久丸
茨城ヒラメ、怒とうの追い込み。鹿嶋の大久丸では19日、特大8kg頭にトップ5匹。その前日には5kg頭に1~3匹。シーズン最終盤に大判の固め打ち。今シーズンのドラマは最後までわからない。
茨城県:丸天丸
茨城波崎新港の丸天丸では、犬吠沖のアカムツやアラ狙いで出船。どちらも食通垂涎の高級魚。20日はアカムツ狙いで出船。開始早々本命が上がり、終盤には2.5kgアラやカンコ。18日はアラ五目で出船。3kg頭に船中4匹にオニ多数。
千葉県:春栄丸
外房大原ではヒラメが安定。春栄丸では3月23日、3kgを筆頭に1~5匹でオデコなく快調だった。何より今季の特徴はマハタが多数交じること。同日は2.3kgなど1~5匹で、ヒラメと同等の数が土産になった。どちらも最高の食味を有するだけに、まさに豪華2本立ての釣りものと言える。例年、5月上旬までがヒラメのシーズンで、残りは約1カ月だ。
千葉県:勝丸
南房では美味根魚が豪華共演。洲崎の勝丸では20日、活イワシの泳がせで狙いヒラメ0~2匹にマハタ0~1匹、カサゴ0~2匹にアオハタやアカハタ、モンゴウイカなど。この日はビギナーが多かったので根がきつい釣り場を避けたが、連発した流しもあった。近日開始のイサキと併せて、まだまだ上昇ムードの根魚五目にも引き続き注目したい。
千葉県:有希丸
南房乙浜の有希丸では、港近くの釣り場でヤリイカが好調。20日は前半3時間ほどで多点掛けもありヤリイカの土産を確保、後半はジグなどでさまざまな魚を狙いカンパチやキダイ、カンコなど。同船では状況などに応じて釣り人のニーズに合わせて柔軟に楽しませてくれるのが嬉しい。
千葉県:宮川丸
内房木更津出船の宮川丸は現在、ルアータチウオと夜のソフトルアー、渡船で受付中。タチウオは数こそ出ないもののアタれば大型ばかりで、1発大物狙いを楽しめる。3月20日は127cmが登場。写真は当日の様子。ポイントは走水沖の水深60m前後。夜のソフトルアー船は、ワームを使ってアジやメバルを狙える。渡船による沖堤防ではクロダイが上昇中。投げればシロギスの顔を見ることができる。ルアーでシーバス狙いも面白そうだ。
千葉県:利八丸
内房勝山の利八丸ではコマセマダイとヤリイカで出船中。後者はいい日トップ60匹を超えていて連日定員に達する盛況ぶり。前者は、3月23日1.8kg頭に0~4匹だった。オデコは1人で、竿頭は2人。写真は当日の様子。17日には3.5kgのナイスサイズが仕留められていて、良型の期待は高い。フグが多く、仕掛けにダメージが発生しているそうだ。予備は多めに持参しておきたい。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>