河川をメインフィールドとする筆者が、リバーシーバスゲームの攻略法を解説。実績アリのオススメルアーもいくつか紹介します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・檜垣修平)
秋のリバーシーバスの特徴
秋は梅雨、夏特有のゲリラ豪雨や台風が減り、水温が一定に保たれやすいシーズンです。そのためシーバスの活性も下がりにくく、ベイトとなるボラやイワシ、コノシロなども多く接岸します。また、冬時期に産卵を控える個体も多く、産卵前の荒食いも相まってハイシーズンとなってきます。
「シーバス=海で釣る魚」というイメージをお持ちの方も多いですが、シーバスはみなさんが思っているより身近な魚です。住宅地を流れる運河や河川にも潜んでいます。
実は、河川でシーバスを狙うのは海で狙うよりもメリットがたくさんあります。
・橋脚や水門などの人工物があり、魚が溜まりやすい
・橋下にできる明暗に小魚が集まってくる
・流れがあるのでシーバスの食い気が上がりやすい
・水深が浅い場所も多く、狙うポイントが絞りやすい
釣り人にとって、たくさんのメリットがあることが分かります。
こんな川が狙い目!
シーズンによって春は釣れる川、秋によく釣れる川と狙うべき川はかわってきますが、基本的に大事なことは流れとベイトの存在。
ベイトとなる小魚がいる
秋の河川のメインベイトは主にボラやアユなど。今回はボラに絞って話を進めていきます。川の大小はそこまで大きな要素ではなく、エサとなる小魚がいるかをまず第一にチェックしましょう。
流れと地形変化
その次に「流れ」。満潮からの下げ潮の時にしっかりと流れが効いていれば問題ありません。また、橋脚や常夜灯、水門の有無など、目で見て人工的な地形変化があるかどうかです。釣りをする前にグーグルマップや現地で確認するのがベストです。
一級ポイント
河川での一級ポイントは「夜の橋脚での明暗」。橋の常夜灯からの光でできた橋の影を狙います。シーバスは、常夜灯の光に寄ってきた小魚を暗い所で待ち伏せているので、食い気の高い魚を狙うことができます。タイミングとしては下げ潮が釣りやすいですが、上げ潮でもしっかり流れの効くポイントであれば十分にチャンスがあります。