ライトブリームゲームで47cmキビレ ボトムでフワフワがカギ【大阪】

ライトブリームゲームで47cmキビレ ボトムでフワフワがカギ【大阪】

大阪南港にライトブリームゲームへ。ライトタックルでチヌ、キビレを狙った。渋い状況ながらも、キビレ47cmをゲットできた釣行の模様をレポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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大阪南港でライトブリームゲーム

9月5日、大阪南港へライトゲームでのチヌ、キビレを狙ったブリームゲームに出かけた。

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今回の釣行時間は18~21時。中潮で20時頃に上げ始める潮だ。

まず到着して、「今日は潮位が低いな」と思う。このポイントは1.5gのジグヘッドで波止際打ちが基本なのだが、もう少し軽くしないと根掛かりしそうだ。

私はライトゲームでのロストを自分に対して許せない。簡単な釣りなので、ノーミスで上がることも大事。ということで、この日は、最初は1.5gで通して様子を見て、後から軽量にする戦略を立てた。

バイトはあるが乗り切らず

当日はあいにくの曇天。小雨まじりの上げきらない潮で、まさかの時合いが不発だった。チヌはやはり夕方に活性が上がる。特にこの場所のチヌはベイトフィッシュを食べている。小魚の回遊に合わせて、ストラクチャーから出てきて、おもむろに捕食を始めるようだ。

アジらしき魚がライズしているのが見えるが、他所心は起こさない。チヌ一本に絞って、とにかくアタりが出るまで粘った。すると、19時くらいから、カーリーテールのグラブにちょこちょこ噛みついてくる。バイトには至らないが…。

ライトブリームゲームで47cmキビレ ボトムでフワフワがカギ【大阪】定番のバスワーム(提供:WEBライター・井上海生)

上げ潮で47cmキビレ

ここで念のため、潮回りを確認。潮が上げてくるのは、20時台のようだ。チヌはほとんど時合いに絡まない魚だと勝手に思っていたが、そんなこともないのだろう…ということで、いつもは20時までで切りあげる釣りを、1時間延長することにした。

これが吉と出た。20時頃から、乗せ切らないがバイトがちょこちょこと出てくる。そして、あらかじめ予定していた通り、0.9gのジグヘッドにチェンジして、ボトム付近をネチネチやっていると、グイッと持っていく何かがヒット。横に泳ぎ回る引きが特徴的な、キビレが上がってきた。

やはりチヌやキビレの活性も上げ潮に絡むのだ。この後、もう1尾、良型のキビレがヒットして、チヌは出なかったが、まずまずというところ。最後の水面バラシした1尾が悔しい。あまり大きな魚ではなかったが、その分ドラグで緩かったのだ。浮かせたらドラグは緩める、鉄則なのに…。

ボトムふわふわパターン

この日のパターンは巻きでもリフト&フォールでもなく、ボトム付近を軽量ヘッドで漂わせる釣り。アジングの「レンジキープ釣法」のようなパターンで、口を使わせた。

この「ボトムふわふわ」とでもいうべき釣法、やはり渋い状況では効く。ナチュラルな誘いにはカサゴも3尾乗ってきた。ワームのカラーも鉄板である、いつものチャート混じり一本をやめて、ナチュラルなカラーに変更したのもよかったと思う。

ライトブリームゲームで47cmキビレ ボトムでフワフワがカギ【大阪】ボトムふわふわパターンでカサゴ(提供:WEBライター・井上海生)

ちなみに、スレているカサゴは、ライトゲームでよく使う1inch前後のワームには食ってこない。「何これ!?」と思わせるような、ちょっと大きめでバルキーなバスワームが効いたりするので、それに合わせてハリのサイズも大きくして、ボトムを狙ってみよう。

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