夏休みに家族や仲間と旅行する人も多いだろう。観光スポットが水辺にあったりすると、竿を出したくてウズウズするのが釣り人の性。そんな時にオススメな『ながら釣り』を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・naffyyy)
ながら釣りとは
観光や出張等の釣り目的以外で釣り場近くを訪れた際、海や川を目にすると無性に釣りをしたくなる時がないだろうか。そんな時にも手軽に釣りを楽しめるフィッシングスタイルが「ながら釣り」である。
「観光しながら」「キャンプしながら」「ピクニックしながら」「出張しながら」など、様々なパターンがあり得るだろう。朝は湖で釣り、昼はアヒルボートで観光、という楽しみ方だってOKだ。
「ながら釣り」の魅力
「ながら釣り」の魅力をご紹介しよう。
釣れる時間に短期集中
ながら釣りがオススメなのはズバリ「早朝」。他のスケジュールが入りにくい早朝に、サクッと釣りに行こうという作戦だ。幸いにも多くの魚は早朝は活性が高いので、効率的とも言える。
手軽さ
これはルアーフィッシング限定となってしまうが、エサの調達が不用であるため隙間の時間があれば、そのまますぐに釣りに行ける。
クーラーBOXを持ち込めるのであれば、さしエサ用の加工オキアミがオススメだ。密閉されているので汁が漏れる心配も無く、海はもちろん、実は淡水でも良く釣れるエサである。モツゴからブラックバスまで釣れるので是非試してみてほしい。
ながら釣りのメリット
次に「ながら釣り」のメリットを紹介したい。
観光の合間に釣りができる
大切な家族や友人との旅行も大事だが、釣りもしたいというのが釣り人の本音。釣れても釣れなくても、竿を出すだけでも不思議と満足するものだ。もしその釣り場が気に入ったら、釣り目的で訪れるきっかけにもなる。
家族から白い目で見られない
まずは、釣りに行く時間を宣言してその時間を守ること。ついつい釣りに熱くなると時間オーバーをしてしまいがちだが、ここはグッと堪えて潔く撤退したい。もし、家族から悪い印象がつけば次回の旅行から釣りができなくなるかも…。
また、観光で海や川を訪れた際にあそこが釣れそう、ここが釣れそう、と嬉々として家族にポイント解説をするのも、煙たがられるのでオススメできない(筆者の実体験より)。
何気ない観光地の風景でも、釣り人が注目してしまうのは、アヒルの船でなく手前の桟橋…。
家族や友人と一緒に楽しめる
家族や友人が釣りに理解があるのであれば、いっそ家族も連れて釣りに行き、ながら釣りをファミリーフィッシングに変えてしまうのもアリだ。旅行などではアウトドア体験を求める人も多いので、家族会議でのあなたのプレゼン次第では、釣りもメインイベントに昇格するかもしれない。
釣り堀なら手ぶらでOKなうえ安全なので初心者でも安心。釣った魚を美味しい塩焼きにして食べれば、家族での良い思い出になる。