夏休みに家族や仲間と旅行する人も多いだろう。観光スポットが水辺にあったりすると、竿を出したくてウズウズするのが釣り人の性。そんな時にオススメな『ながら釣り』を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・naffyyy)
ながら釣りで釣果をあげるコツ
では、ながら釣りで釣果をあげるための、ちょっとしたコツを紹介しよう。
1. 事前の情報収集
ながら釣りの勝負は、釣行前の情報収集が釣果を大きく左右する。初めての場所で短時間釣行となると、ターゲットやポイントが全く分からなければ釣果は望めない。そのため、魚種・釣況・タックル・仕掛け・釣り場のロケーション(堤防、砂浜など)・オススメポイント、くらいは最低でも情報収集しておこう。
特にタックルは現地に着いてからの調達が困難であるため、慎重に選定したい。SNSや釣り場周辺のレンタルボート店、釣具屋のサイトを見てみると、タイムリーな情報が分かるので確認すると良い。
2. 現地での情報収集
可能であれば、釣り場周辺の釣具屋やレンタルボート店で直接情報を集めたい。今釣れているポイントやヒットルアー等を具体的に教えて貰えれば、釣れるチャンスはグッと上がる。もし直接情報を集める事ができなければ、釣り人の多いポイントに入るというのも手だ。釣り人が多い=釣れているというのが殆どなので、釣果も期待しやすい。
ちなみに、レンタルボート店は新鮮な情報の宝庫。遊漁券やドリンクを購入する際に釣れているポイントを聞いてみよう。
3. いきなり必殺技作戦
釣り人はまだ見ぬ釣り場には大きな夢を抱きがち。もちろん、一か八かでワイルドな釣りにトライするのも一つの楽しみ方であり、否定はしない。しかし、せっかく身を削って作った釣りの時間、一匹くらいは釣って帰りたいもの。そこで効果的なのが『いきなり必殺技作戦』。
バス釣りでいえば、ビッグベイトを投げたい気持ちをグッと堪えて、ワームの釣りに徹する、といったところだろうか。ながら釣りは良くも悪くも実釣時間が短いため、いろんな釣りに手を出すと時間が足りなくなってしまう。そこで一番釣れる確率が高いであろう釣りに徹するのが、「一匹への近道」となるのだ。