紫外線は春ごろから急激に増加してきます。対策を怠ると日焼けによるシミやシワになってしまったり、急激な日焼けによる火傷状態になってしまうなんてことにも。週末釣りガールの目線で対策を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・大塚香奈)
まずは日焼け止め
紫外線対策で1番に思い浮かぶのは「日焼け止め」。ドラッグストアで様々な種類の日焼け止めが発売されていますが、日焼け止めは太陽による日焼けを防ぐだけでなく、太陽光と紫外線によるシミや赤味を軽減してくれるので、アングラーにとっては必要不可欠なアイテムです。
女性は日焼け止めをお化粧の下地と一緒に塗る方も少なくないと思います。なるべく紫外線をしっかり防いでくれる日焼け止めを選択。そして顔や腕だけでなく、耳や首などの忘れがちな場所も塗り残しのないようにするのが重要です。
また、夏となると汗や皮脂、紫外線量も多くなってくるので、皮脂や汗に強い「ウォータープルーフ」タイプを選びましょう。
焼きたくなければ肌を出さない
ですが、日焼け対策は日焼け止めを塗って終わりではないのです。私の日焼け対策は「焼きたくなかったら肌を出さない!」が基本。おかげで、私の毎週末の趣味(釣り)を知った職場の方々からは、「全然日焼けしてないけど、どんな対策しているの?」と聞かれることも多々あります。
しっかりと日焼け予防するためにも、オールシーズン長袖や、アームカバー、水陸両用レギンスを着用したり、フェイスカバーやグローブも装着して、肌を極力直射日光に当てないようにしています。
以下、肌、髪の毛、目について私がしている紫外線対策を紹介します。
肌
肌に関しては極力露出を控えるのが一番です。
まず、帽子は360°ツバがついているタイプがオススメです。女性だとツバが広い女優帽を使用するこで、さらなる紫外線対策に繋がります(ただし、女優帽は風に弱くすぐ飛んでいくので気をつけて下さいね)。これで直射日光を避けつつ、次に紹介するフェイスカバーで海からの照り返しを防ぐという戦法です。
フェイスカバーやアームカバーは、フィッシングメーカーだけでなく、ゴルフや登山用品等アウトドアメーカーから様々なタイプが発売されています。
やはり釣りメーカーの商品のよさといえば、
・酷暑でも快適に過ごせる涼しい冷感素材を使用していること
・吸湿、速乾素材のため、適度に涼しく濡れてもすぐに乾き、快適に過ごせる点
・風でなびいた釣りバリが引っ掛かりにくい生地
・身体に柔軟にフィットするため、釣りをする動作の邪魔にならないところ
釣りをする上で快適に使用できる製品が多いです。私はフィッシングメーカーとアウトドアメーカーのいい所を見極めて色々使い分けています。
髪の毛
そして、釣りガール特有の悩みといえば……髪の毛の日焼け。気になりませんか?楽しく釣りをした日の夜、潮風と紫外線に晒された髪の毛先って本当にパサパサキシキシになってしまいますよね。
お肌の日焼け止めがあるなら、髪の毛の日焼け止めも必要!スプレータイプの全身(髪の毛~お肌)に使える日焼け止めなら、髪の毛の日焼け予防は勿論、頭皮などにも使えるので、タックルケースに常備しておくといつでも手軽に紫外線対策ができて便利です。
目
そして、目。やはり「偏光サングラス」は必須アイテム。強い紫外線を長時間目に入れると釣行後、目がショボショボと疲れてしまいませんか?それは、目が日焼けをしている証拠!なんてことを聞いたような……。強い紫外線を長時間浴びる釣りでは偏光サングラスは必須でしょう。
釣行後の目の疲れも軽減されるので、釣行の際は偏光サングラスを是非使用して下さいね!
熱中症対策にも
偏光サングラスにフェイスカバーを着けると、夏場に見かける本気系釣りガールの出来上がりです。日焼け対策も万全すぎて、これでは誰がだれだか分からない状態になってしまいますね……。
ちなみに、サングラスや帽子、アームカバーなどは、紫外線対策だけでなく、直接太陽光に当たるのを防ぐことで体力消耗を軽減し熱中症予防、そして鋭利な釣り針を扱う遊びである釣りから身体を守り、怪我を予防をする大切な役割もあります。