4月6日は朝から三重県四日市市の霞ケ浦ふ頭で2種類の釣りをした。クロダイ狙いは不発も、投げ釣りでアナゴを手中にした釣行をレポート。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・日比野昭光)
ウール岸壁でクロダイ狙いも・・
まず早朝は午前7時からウール岸壁に入り紀州釣りでクロダイを狙ってみた。前週釣れたときより気温が上がっている。風もなく、潮はわずかに左へ流れる程度で、すぐにクロダイの姿が見られると思われた。
しかし、さしエサのオキアミがそのまま上がってくることが2時間も続いた。もう少し深場をと考えて横に50m移動したが、状況は変わらない。
木曽三川の雪解け水が原因か
そのとき不調の原因と思われることに気付いた。海が雪解け水を含んだ水色になっていたのだ。すでに釣り開始から4時間が過ぎている。原因が分かったとき、霞ケ浦ふ頭周辺のクロダイ釣りを諦めざるを得ないと思った。それは木曽三川から大量の雪解けの冷水が流れ込んでいるためで、クロダイの活性は上がらないと読んだからだ。
悩んだ揚げ句、私には未開の場所である名古屋港の西3区と4区を調査することにした。国道23号線を走る。午後4時まで旧貯木場周辺をじっくり回って調べてみてしみじみ思った。それは、霞ふ頭は私たち釣り人にとってとても恵まれた場所であること。マナーを守り、ゴミを出さない場所にしないと立ち入り禁止になってしまう。釣りを楽しむためにもマナーを守ろうと強く心に思った。
投げ釣り転戦で良型アナゴ
自宅に帰り、投げ釣りのタックルに入れ替えて再出発、桑名のフィッシング遊でアオイソメを購入し、再び霞ケ浦ふ頭のウール岸壁に着いたのは、暗くなりかけた午後7時だった。
到着してすぐに仕掛けを準備し、すっかり暗くなった午後8時ごろに32cmまでの良型のアナゴ6匹と40cmのセイゴを釣り上げることができた。
だがそのとき、隣でルアーを投げていた人がすごい魚を釣り上げるのを目撃した。マダカがヒットしたのだと思って見ていたが、なんと45cmのヒラメだったのだ。この魚を見届けて納竿した。
<週刊つりニュース中部版 APC・日比野昭光/TSURINEWS編>
霞ケ浦ふ頭