2時間半にわたり止まらぬヒット 青物フィーバーで36尾【司丸】

2時間半にわたり止まらぬヒット 青物フィーバーで36尾【司丸】

3月23日、福岡県糟屋郡・新宮漁港の司丸にジギングでお世話になった。船中36尾の青物フィーバーとなった釣行をレポート。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・杉俊廣)

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ソルトルアー オフショア

司丸でオフショアジギング

午前6時30分出船ということで、15分前に港に到着。あいさつの後、道具やクーラーを積んで出船。今回は、釣友の谷口さんと栗山さんと一緒だ。この船は森船長と福田副船長の2人体制。親切で細やかな対応をしてくれるので非常に助かる。

2時間半にわたり止まらぬヒット 青物フィーバーで36尾【司丸】当日のジギングタックル(作図:週刊つりニュース西部版 APC・杉俊廣)

約40分ほどでポイントに到着。「水深45mです」と船長の声。120gのジグをセットして投入。ボトムに着底し、電動リールを高速で巻き上げながら素早くシャクる。と、いったアクションの繰り返し。しかし、風が強く船は揺れるし非常に釣りづらい。20分間アタリなし。

船長から「移動します」と声が掛かり、15分ほど走って48mのポイントに到着。潮の流れが少し速いので、ジグを150gに変更した。しかし、ここでもアタリはないので、40分ほど走ったポイントに移動。ここでも何回も落としてシャクリを繰り返したが、アタリはないので水深150mのポイントに移動。ジグを180gに変更した。

80cm級ヤズ浮上

ミヨシで釣っていた栗山さんのサオ先が「つ」の字に曲がって掛かった模様。次に谷口さんが「きたー」と大声。2人ともヒットしたのは70~80cmのヤズ。

2時間半にわたり止まらぬヒット 青物フィーバーで36尾【司丸】80cm級のヤズ(提供:週刊つりニュース西部版 APC・杉俊廣)

船長が「あとは杉さんだけよ」とプレッシャーをかけた時、ボトムから3~4mのところでフックオン、電動の巻き上げ機能で楽チンだ。副船長の福田さんがネットインしてくれたが、やはり同サイズのヤズだった。

90cmヒラマサ頭に入れ食い

今度は谷口さんにヒットすると、間を空けずに栗山さんにもヒット。船長と副船長は大忙しだ。2人が取り込み中、私にもヒット。高速で巻き上げネットイン。ジグをボトムまで落として2回シャクった時にフッキングの繰り返しで3人とも入れ食い状態だ。

2時間半にわたり止まらぬヒット 青物フィーバーで36尾【司丸】青物の入れ食いを堪能(提供:週刊つりニュース西部版 APC・杉俊廣)

取り込みが間に合わないので、「ゆっくり巻いて」と森船長。力強く持っていかれ、ラインが出ていく。少し巻いては出されるやり取りを繰り返していくうちに少し弱ってきた。上がってきたのはヤズだが、2本のフックにダブルで掛かっていた。しかし、ネットイン寸前に1尾をフックごとバラしたが、90cmのヒラマサが釣れるなど怒とうの2時間半だった。ジグはキズだらけ、フックもリーダーもボロボロになった。

1人平均12尾、青物オンリーで36尾の釣果。お世話になった司丸は、4月半ばからアオリイカ狙いのエギング、6月からヤリイカ狙いのイカメタルを案内する。

<週刊つりニュース西部版 APC・杉俊廣/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
司丸
出船場所:新宮漁港
この記事は『週刊つりニュース西部版』2020年4月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。