山梨県を流れる日川は首都圏からのアクセスが良く、道の駅やコンビニ、川沿いには温泉があり、釣り以外の楽しみが多い河川だ。また、本格的な山岳渓流の釣りが出来る割りに、危険な場所も少ないのが特徴。フライでの釣りに最適な、魚影の濃さを誇る日川を紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・井田泰司)
釣り以外の楽しみが多い川
上流部にある「ペンションすずらん」で情報収集するのが無難で、私はここで食事をしてから川に下りる。
下流部
キャンプ場付近から上流が比較的ひらけていて、アマゴのアタックが多い。淵や岩盤帯が点在しているが浅い瀬の岩周りに定位する魚もいるので、ソ行は慎重にしたい。先行者がいても時間をあけたり、小さなスポット狙いでゆっくり釣り上がると以外な良型に出会えるエリア。
上流部
上流部…すずらん周りの魚影がピカイチ。ライズや魚を発見できないといったことはまずない。とくに橋からエン堤までは落ち込みや淵、瀬と変化はあるが落差は少なく、毎年いい思いをしている。昨シーズンは残雪があるころから#14のドライで釣れて嬉しい解禁初期となった。
本格的な山岳渓流楽しめる
駐車スペースは各所にある。踏み跡や階段などがあるので、無理な薮こぎや直下は不要。ゆっくりと釣り上がりが楽しめる。川幅・水量があるポイントは多いので、一つの場所に時間をかけながらの釣りが面白い。大淵などは渕尻を攻略している時に巻き返しでライズが始まり、25センチ級のイワナがアタックしてきたことも。
日川は本格的な山岳渓流の釣りができるが、比較的危険カ所は少ない。また、すずらんでは多くのアングラーと交流できる。漁券購入やランチ利用で駐車させてもらえるので利用するのもいいだろう。
峡東漁業協同組合 0553(22)1023 日券800円 現場売り1200円 年券4000円
<週刊つりニュース関東版 神奈川・井田泰司/TSURINEWS編>