【2020渓流解禁直後】おすすめアマゴ釣り場紹介:長良川上流郡上漁協管内

【2020渓流解禁直後】おすすめアマゴ釣り場紹介:長良川上流郡上漁協管内

2月9日に、岐阜県・長良川上流郡上漁協管内の渓流釣りが解禁した。ここでは、長良川の高鷲地区と白鳥地区の本流アマゴ釣りの魅力をレポートする。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・松森渉)

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渓流釣り 淡水の釣り

長良川本流アマゴ釣りの魅力

長良川の本流釣りには、渓流釣りにはないダイナミックさがある。

広大な本流へ長ザオで振り込む。釣れるアマゴは、渓流ではなかなかお目にかかれない良型で、その引きは太く、速い流れも加わりより強く俊敏になる。

また味も美味で、職漁師がいたころには、高値で取引されていたと聞いている。一度釣ったらとりこになる魅力が本流アマゴにはある。

【2020渓流解禁直後】おすすめアマゴ釣り場紹介:長良川上流郡上漁協管内本流で上がったアマゴ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・松森渉)

本流釣りの攻略方法

広大な本流から釣れる場所を見つけるのは、渓流よりも難しい。同じエリアを長い距離釣り上るよりも、ある程度ポイントを絞り込み、事前に3~5カ所ほどポイントを決めてから、車で移動し攻める方が効率はいい。

ただし、本流では釣れる場所は毎年一緒であることが多いので、過去の経験値が生きることも結構ある。

あとはタイミングで、実はこれが一番難しい。昨年釣れたからといって同じ場所へやみくもに釣行しても、同じようには出会えない。確実なのは、桜が咲くころ。このころになれば、大概本流アマゴは口を使ってくれる。

エサはこのころはヒラタが抜群に食いがいい。特に捕れたてのヒラタは鮮度が良く、さらに良い。

長良川高鷲地区と白鳥地区

長良川の高鷲地区と白鳥地区の本流アマゴのポイントを紹介する。

長良川郡上高鷲地区

長良川の本流アマゴが最初に釣れだすのが、最上流部の高鷲地区。その中でも開けた町裏近辺が釣りやすい。

天王橋下流には大淵があり、この上下が好ポイント。下流は大石が点在する段々瀬で、見た目よりも掘れ込みが点在し、その掘れ込みでアタリが出る。

【2020渓流解禁直後】おすすめアマゴ釣り場紹介:長良川上流郡上漁協管内高鷲地区のポイント風景(提供:週刊つりニュース中部版 APC・松森渉)

型は平均して小さいが、時折25cmクラスも顔を見せて、タイミングが合えば尺上イワナにも出会える。

大淵から上流は段々瀬、平瀬へと緩やかになっていき、この辺りになるとアマゴは少しスレてくる。

サオは6~7mのズーム式が好ましい。水中イトは、突然の大物に備え少し太めがいい。エサはヒラタがいいが、高鷲エリアではキンパクやオニチョロも持参するといい。

【2020渓流解禁直後】おすすめアマゴ釣り場紹介:長良川上流郡上漁協管内本流エサはヒラタが抜群(提供:週刊つりニュース中部版 APC・松森渉)

長良川郡上白鳥地区

高鷲の次に釣れだすのが白鳥地区。釣れる場所は各所にあり、エリア全域に好ポイントがある。ただし釣り人も多い。人気なのが通称・二日町で、魚影も濃い。

今回紹介するのは、白鳥地区の下流部の越佐大橋近辺で、駐車スペースもあり入川しやすい。下流に淵、大トロがあるので魚影は濃い。

【2020渓流解禁直後】おすすめアマゴ釣り場紹介:長良川上流郡上漁協管内白鳥地区越佐大橋周辺ポイント図(作図:週刊つりニュース中部版 APC・松森渉)

サオは7mが使いやすい。エサはヒラタが定番だが、クロカワに好反応の日がある。クロカワは現場で石を起こして採取すれば大丈夫だ。

【2020渓流解禁直後】おすすめアマゴ釣り場紹介:長良川上流郡上漁協管内白鳥地区越佐大橋下流(提供:週刊つりニュース中部版 APC・松森渉)

本流へ繰り出そう

一度出会ったら、とりこになる本流アマゴ。長良川に桜が咲くころに本格化する。

地元の人も本流アマゴが釣れだすころになると、われ先にとマイポイントへ通う。まだ薄暗いうちから河原に立ち、静かに流れに立ち込む。さあ、今年も本流へ繰り出そう。

【2020渓流解禁直後】おすすめアマゴ釣り場紹介:長良川上流郡上漁協管内桜が咲くころから長良川の本流アマゴは期待できる(提供:週刊つりニュース中部版 APC・松森渉)

<週刊つりニュース中部版 APC・松森渉/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
郡上漁協
場所:岐阜県郡上市八幡町
この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年2月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。