いよいよ渓流シーズンがやってきた。2月からシーズンインしている所もあるが、三重県は3月1日から順次解禁。そんな中から、おすすめのアマゴ釣り場、松阪市櫛田川上流を紹介したいと思う。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・石橋英之)
波瀬川乙栗子地区のポイント紹介
ヒレピンは年によって釣れだしが違うため放流物をメインに狙うと良く、今回は乙栗子地区を紹介したい。
笠松口橋
合流点から上流に走り、2つ目の橋が笠松口橋。橋下流は右岸側が開けており、アプローチもしやすくお勧めだ。
浅トロが続きポイントが絞りづらいかもしれないが、水深の変化、波立ちなど魚が着きやすい所を探すといいだろう。
橋から300mほど下流にエン堤があり、ここは盛期の大物ポイント。橋上流は比較的ポイントが絞りやすく、上流の乙栗子橋までは瀬と落ち込みが連続してお勧めだ。
乙栗子橋
橋下流に瀬の落ち込みがあり、ここがお勧め。ポイントも分かりやすいが、できれば下流からのアプローチをお勧めしたい。魚が下っている場合もあり、ここは下流に釣り下って探っていく。
橋上流は左岸の岩場からのサオ出しとなるが、明るくなる前は足場に注意。ここは魚の集まるポイントを探す釣りになると思う。水深の変化のあるカケアガリ、上流の流れ出しがいいと思う。
旧道理髪店前
乙栗子橋手前を右に入る旧道を進むと、道路の右側に理髪店があり、この前に消防道路が設置されており、この前も好ポイントだ。
下流に向かって瀬と瀬落ちが続くが、対岸からの木の張り出しには注意してほしい。上流に向かって淵があり、人気ポイントだ。
ここから新乙栗子橋までは淵、瀬、瀬落ちと続くお勧めポイント。なお、この区間は駐車スペースが少なく注意が必要だ。
新乙栗子橋
旧道と国道が交わる所が新乙栗子橋。橋下流は落ちから開きとなっており、左岸からのアプローチになる。
ポイントも絞りやすく、橋上流は中州が形成されポイントも多い。橋を渡った所から入渓でき広く探れる。
私も放流のお手伝いをすることがあるが、基本的に各橋は放流ポイントと思っていいと思う。しかし、その年の魚の状況や川の状況によって、魚が下流に移動したり逆に上流の流れ出しに入ったりと、釣れるポイントが変わる場合がある。