1月18日、大分県鶴見の磯に、懇親と寒グロ(メジナ)の近況調査のフカセ釣行をした。当日は43cm含み良型主体が多数顔出しとなった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・嶋田誠也)
試行錯誤で数伸ばす
ここから2人で「ライブウエルをいっぱいにしてやる」とスイッチオン。サオ2本先の潜り潮が必ず当たってくるポイントということは明確なため、ウキを紺水S‐B/Bに変更して、潜り潮に差しかかる手前から仕掛けをなじませていく。
潜り潮に差しかかると、潮に引っ張られてウキが沈んでいき、見えなくなったところでラインが弾けるアタリがでた。ガン玉をG5のみにしても同じで、重い潜り潮のようだ。このパターンは外れじゃないが、海に帰っていった分も挽回できたので、2人ともに違うウキや狙いどころを変えながら試行錯誤モードに入る。
魚はたくさんいるのは感じるが、活性が上がっているのは潮が利いた、まきエサが集まる所のようで、ほかのポイントではタイミングが合わないとアタってこない状況だった。
43cm口太グロ浮上
下げ潮に変わると活性はすっかり落ちて、口をなかなか使ってくれなくなる。こういうときほどウキのチョイスやライン操作で釣果に差がでる。江平さんは私の倍のペースでアタリをとらえ、待望の40cmオーバーの口太43cmを見事に釣り上げた。活性が高い、サイズが落ち着いた時にアタってきたようだが、その準備が整っていたことの釣果で、勉強になった。
平均サイズは32cm、33cmだったが、お土産にはちょうどいいサイズだった。どれもコンディションが良くて、肉厚でパワフル。サイズを超える引きで楽しませてくれた。ほかの磯では、数がでなくてもアタればすべて40cmオーバーの釣果もあった。これからはサイズも上がってくる予感だ。
<週刊つりニュース西部版 APC・嶋田誠也/TSURINEWS編>