年明けからゴールデンウィークまでロングシーズンになる鹿島沖のヤリイカ。その特徴は何と言っても胴長40、50cm超のパラソル級が主体になることだ。今年は開幕の1月から、出船できれば安定した釣果が持続する当たり年だ。そこで2月4日、長岡丸にお世話になり、パラソル級を仕留めたので当日の模様をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・近藤惣一郎)
大型ヤリイカ16杯に満足
この日は爆釣タイムはないものの、船長が群れを探索し、新しいポイントを流す毎にアタリが出た。アタリが遠退いたときは、一旦20~30mほど仕掛けを上げて再び底まで落とし込むことで乗ってくることもあった。
当日は心配していたサメの攻撃も無く、サバもさほど掛かってこず、しかもイカはほとんどがパラソル級の大型ばかり。私の釣果はパラソル級16杯。船全体で胴長40~63cm3~19杯となった。
パラソル級の食味は絶品
深場に居るパラソル級は肉厚で、お造りで食すと身はもっちりして、良型アオリイカやケンサキイカのような弾力性と旨みが際立っていた。
鹿島沖のヤリイカはこれから浅場にポイントを移しつつ、更に数が期待でき、例年はGW頃まで楽しめるロングラン。ぜひ皆さんも!
<近藤惣一郎/TSURINEWS・WEBライター>