名古屋港は、中部圏の中心となる名古屋から最も近い、都市近郊の工業港である。工業港といえば工場などからの排水により、冬でも一定以上の水温低下がなくクロダイの活性が高い。と、思われがちであるが、名古屋港においてそれは大きな間違いである。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 白村つとむ)
名古屋港における注意事項
名古屋港は以前、立入禁止場所もほとんどなく、車でどこでも入れたものだ。しかし今は車の乗り入れはほとんどできない。門や柵が開いていても、絶対に車の乗り入れはやめてほしい。基本車の侵入はNGと考えて間違いはない。
また、企業が借りている敷地、作業場所にはけっして近寄らないこと。まして柵を乗り越えて侵入するのはもってのほかだ。これがビックリすることにたまに見かけることがある。絶対にやめてほしい。
そしてこれは最重要と言ってもいいが、9号地などは「火気厳禁」である。たき火、タバコも絶対にダメであり、8号地、金城ふ頭などでも火気は基本的に出さないようにしたい。各工場もあり、火災など起こしたらそれこそ一発アウトで全面禁止になる可能性は高い。
最後に、名古屋港にはまだまだ未開拓のピンポイントが無数に存在する。クロダイのたまったポイントを探し当てると、50cm前後の大型が爆釣することもある。近場にして夢の大きな釣り場。そんな名古屋港を皆で守っていきたいと切に願う。
<週刊つりニュース中部版 白村つとむ/TSURINEWS編>
名古屋港
場所:名古屋市