季節はしっかりと冬。寒いと陸っぱりでは魚が釣れない？なんて思っていませんか？実は、そんなことありません！今回は、静岡県の人気釣り場「清水港」の年末年始のオススメ陸っぱり釣り物『デッカマスゲーム』を紹介します。良型カマス＝「デッカマス」狙いで熱くなろう。
（アイキャッチ画像提供：WEBライター・杉本隼一）
Shunichi_Sugimoto
静岡在住の釣り好きです。季節ごとその時に釣れているターゲットを狙って一年中釣りを楽しんでいます。解説記事をメインに釣果レシピや釣行記も執筆中。
年末年始の清水港
港内はライトゲームアングラーで賑わう（提供：WEBライター・杉本隼一）水温が下がる年末年始は陸っぱりから狙えるターゲットが少なくなる時期です。しかし清水港内ではアジやカマス、メバルなどを狙ってライトルアーゲームを楽しむアングラーで賑う時期でもあります。
年末年始の頃は釣れればグッドサイズが見込めるシーズンなので、一発大物狙いで釣行する人も多くみられます。クロダイの魚影が濃い清水港では真冬でも狙うことができるので各地からクロダイを狙って釣り人がやってきます。そのため年末年始の清水港内は昼間にクロダイを狙う釣り人の姿もよく見かけます。
オススメのターゲットはデッカマス
例年40cm級のカマスが上がる（提供：WEBライター・杉本隼一）オススメのターゲットは、ズバリ良型カマス＝「デッカマス」です。数は少ないものの11月中旬頃から40cm級の「デッカマス」が釣れており、年末年始も釣果が期待できます。
段々サイズアップしているので、今後は50cmに迫る大型が釣れる可能性もあります。強い引きが楽しめる以外にも非常に脂が乗っていて美味しいので年末年始一番おすすめできるターゲットです。
デッカマスゲームの重要テクニック5選
デッカマスを狙う際に釣果アップにつながるテクニックを5つ紹介したいと思います。
1．地形変化があるボトム付近を重点的に狙う
大きなジャンボカマスは警戒心が強く、ボトムの駆け上がりや沈み根、船の陰などの変化がある場所を好みます。表層に浮いてくることは少ないため、ボトムから2ｍ上までを目安に狙うと釣果に結びつきやすくなります。
またゲストでカサゴが釣れるような場所では、ボトムに何らかの変化があることが多いのでジャンボカマスも付近にいる可能性があります。
カサゴが釣れるところはチャンス（提供：WEBライター・杉本隼一）2．ワームはメバル用シャッドテールがおすすめ
シャッドテールは水の抵抗を受けるとテールが動くのでアピール力が強くおすすめです。広範囲にアピールでき、ジャンボカマスとのコンタクト率を上げることに繋がるはずです。
ワームのカラーはピンクやオレンジなどのアピール系と、クリアーなどのナチュラル系をそれぞれ揃えておくと様々な状況に対応できると思います。
シャッドテール系がオススメ（提供：WEBライター・杉本隼一）3．ジグヘッドのフックは太軸がおすすめ
ジャンボカマスは引きが強烈なのでフックの強度も考慮しないといけません。細軸のフックは刺さりは良いですが、伸ばされてしまう恐れもあります。そのため尺メバルやギガアジを想定したフックで、太軸のものを選ぶと安心です。
ハリは太軸のほうが伸ばされにくい（提供：WEBライター・杉本隼一）4．アタリがあったら即アワセ
ジャンボカマスはしっかり食い込ませると鋭い歯で切られてしまうことが多くなります。そのためアタリがあったら即アワセをして、カマスにハリを飲まれないようにすると、切れるリスクを減らすことができます。即アワセでしっかりフッキングさせるためには、♯4前後のフックサイズと少し大きめのジグヘッドを使用することがポイントです。
♯4前後のサイズがフッキングさせやすい（提供：WEBライター・杉本隼一）5．ルアーのアクションは最低限に
ジャンボカマス狙いではただ巻きとテンションフォールが基本です。2秒に1回転ほどのスピードでゆっくりとただ巻きするとじっくりボトム付近を狙えます。激しくアクションしてしまうとアタってもラインを切られたり、スレてしまってルアーに一切反応しなくなることもあります。「基本を大切にすること」がジャンボカマス狙いでのコツとも言えます。
年末年始はデッカマスゲームを楽しもう
紹介した5つのテクニックを駆使して年末年始は清水港でジャンボカマスを狙ってみましょう。寒いナイトゲームがメインなので、ライフジャケット着用はもちろんのこと、防寒対策もしっかり行って冬の陸っぱりゲームを楽しみましょう！
＜杉本隼一／TSURINEWS・WEBライター＞
清水港
場所：静岡市清水区
