水温の低下とともにエサ取りの数が徐々に減少し、波止のターゲットとして人気の高いグレが狙いやすい季節に突入。釣り方も磯釣りと同様、フカセ釣りで数、型ともに楽しめるシーズンを迎えた。そこで、波止のグレ釣り場としては型も数も狙える兵庫・淡路島の岩屋一文字での釣行をお届け。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・兵頭良弘)
本流狙いの重い仕掛けで31cm登場
そこで、「本流の中では仕掛けが浮いている」と判断、ウキを浮力G2から3Bへチェンジし、ウキ下も4ヒロと深めに取って本流筋を流して見たところ、仕掛けを変更した1投目から赤いトップがピシッと海中へ消し込まれ31cmの良型グレがヒット。
さらに25~32cmを連続で5匹ほど追加すると、生かしバッカンの中は早朝からキープした20尾以上のグレで、ほぼいっぱいとなった。
潮止まり時にはさらにタナを深く
午前11時過ぎ、本流が右に左に安定しない流れを見せる時間帯にはグレのアタリもしばらく遠のいたが、潮が完全に止まった午後12時過ぎにウキ下をさらに半ヒロ深くして攻めてみた。すると、この日一番の強烈な引き味で33cmのグレをゲット。その後もポツポツながら28cmまでのグレを5尾ほど釣り上げ、午後1時にキープしたグレを全てリリースして納竿とした。
今シーズンの岩屋の水温は、例年よりも少し高めで推移しており、グレのエサ追いもかなり活発。先日、40cmも釣れたとの事なので、当面はグレ狙いが面白いだろう。
<兵頭良弘/TSURINEWS・WEBライター>