休日は趣味の時間を大切にしたいと考えて、ソルトルアーゲームを楽しんでいるが、冬は西高東低の気圧配置となり風や波の影響で釣りが困難な日が多くなる。そんな日は、管理釣り場で楽しむという手段もあるが、次回釣行の準備や釣り具のメンテナンスを行う貴重な時間となる。今回は釣行できない日の私の過ごし方を紹介してみたい。
過ごし方その1
ルアーゲームを楽しむうえで釣行以外の楽しみといえば、自分の好きなルアーを手に入れることではないだろうか。
男の子ならば誰でも一度は何かを集めた経験があると思うが、私もキャラクター消しゴムやお菓子の付録カードを集めた記憶がある。
収集癖は治ることなく、大人になって集めるようになったのがルアーであり、自宅にはたくさんのルアーを保管している。
新しいルアーを手に入れたりルアー用品以外の釣具を見ることも釣り同様に癒やしとなるため、釣行できない日の過ごし方は釣具店巡りが一番だろう。
釣具は魚を釣るための道具であることはもちろん、コレクターアイテムとしても所有感を満たしてくれることも釣具店に足を運んでしまう理由だと感じている。
過ごし方その2
次に楽しみな時間は、記録を見直すことだ。
私の財産に釣りを始めた時から釣行のたびに記録しているノートがあるのだが、このノートを見直すことで記憶を呼び戻しながら次回釣行のポイントを考えている。
釣行した日とポイント、釣果とヒットルアーに釣行時に気付いたこと程度の簡単な記録だが、気づけば15冊以上となった。
全ての釣果を覚えているわけではないが、大きさやウエートの記録以外にも記憶に残っている魚を思い出しながらこのノートを肴(さかな)にお酒を飲む時間も、私にとっては幸せな時間だ。
最後に忘れてはならないのが家族サービスだ。
釣行時や店舗イベントで同じ趣味を楽しむアングラーの人に「いつも釣りをしているんですね」と言われるが、釣行するためには家族サービスが重要と考えて、暇があれば家事をして魚が釣れたらそれを料理して夕食で振る舞い、家族のご機嫌を損なわないようにしている。
「ちょっと釣り行ってくる」と言って数日間、家を空けても文句を言わない家族のためにできる限りいうことを聞くようにしている。
今回は釣行できない日の私の過ごし方を考えてみたのだが、常に釣りのことを考えて釣りのために生活していることに気づかされた。
<週刊つりニュース中部版 APC・高木孝/TSURINEWS編>