9月1日(日)、神奈川県の相模湖へワカサギ狙いで釣行。当日は、天狗岩釣り案内所で、「上流部が好反応だった」と情報をもらい上野原ワンドで685尾と数釣りを堪能できた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 神奈川・鈴木誠)
天狗岩釣り案内所でボートワカサギ
7時、天狗岩釣り案内所に到着。すでに1便は出発しており、ゆっくり桟橋で待つことにする。
先発隊のアンカー止めを終えて桟橋へ戻ってきた店主・山口一さんに様子を聞くと「上流部が好反応だった」とのことで、上野原ワンドまで引き舟してもらう。
当日の状況
9時ごろから開始。同宿では、毎日、店主が湖を偵察して、好ポイントを把握。そこに案内してもらいアンカリング。
アンカーは2点止めで安定するため、釣りやすい。また、定期的に巡回してトイレや、エサ・仕掛けなどを販売してくれる。
状況によっては、ポイント移動もしてもらえるのが嬉しい。
水深は約6m。魚探の反応は派手ではないものの、湖底メインで出ている。この日は解禁日ということで、電動リール2本で数を狙う。
底狙いでワカサギ685尾
最初に入ったポイントは上野原ワンドのグランド側。釣り初めはよかったが、なかなかアタリは続かない。
その後、2回ポイントを変えてもらった。白サシをカットしたエサで開始すると、釣れないことはないが、アタリがでるまで時間はかかる。
赤虫を持参していたのでこちらに変更、これが奏功する。
ワンド中央でも魚探の反応は派手ではなかったが、底中心にていねいに誘えばアタリをもらえ、一時、入れ食い状態に。
最終的にはワンド内のほぼ中央部で納竿時間までコンスタントに釣ることができた。サイズは7~10cmで、685尾。
今後の展望
相模湖は現在、夏季水位(満水位)になっており、水温はまだ20度ほどある。今後、秋口から気温が下がりはじめ、10月下旬あたりから冬季水位へ減水していくと水温が下がる。
15度前後になってくるとワカサギの群れが固まり始めるだろう。解禁当日は上流部での釣りになったが、低水温は上流部から徐々に本湖方面に広がってくる。
これは川をせき止めた相模湖の特徴といえる。
「ほぼ全域でワカサギの反応は見られています。釣れる型は昨年と比較すると良型で、水温と水位が安定すればいい釣りができるでしょう。11月からはドーム船が出航するので、そちらも釣りも楽しみにしてください」と山口店主。
これから秋口にかけては紅葉を楽しみながら、ボートでのんびりワカサギ釣りを楽しむのがいい。季節の移ろいを感じながら相模湖で竿を出す。ぜひ出かけてもらいたい。
<週刊つりニュース関東版 神奈川・鈴木誠 /TSURINEWS編>