『能登半島』クロダイ前打釣りオススメ釣り場3選 ゲストでキジハタも

『能登半島』クロダイ前打釣りオススメ釣り場3選 ゲストでキジハタも

釣り天国の石川県「能登半島」。様々な釣り物の好フィールドが軒を並べるが、今回は、前打ちでのクロダイ釣り場を紹介しよう。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・椿下利春)

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堤防釣り 海釣り

熊木川

七尾市中島町にある七尾西湾に注ぐ2級河川の熊木川。左岸側の河口から護岸ヘチと前を交互に落とせばアタリが拾える。護岸に係留してあるプレジャーボート下も狙いめだ。

『能登半島』クロダイ前打釣りオススメ釣り場3選 ゲストでキジハタも熊木川の河口の様子(提供:週刊つりニュース中部版 APC・椿下利春)

河口から500m上流付近にある係留ボートのロープを結んである竹杭は、杭に付着する貝類などを捕食しているのでそこが狙いめとなる。

河口から上流へ2kmに位置する橋付近は、養殖ガキの漁船が係留してあり、漁師がカキを陸揚げする作業時に落ちる虫エサを狙って居着いているクロダイが多い。漁師が陸揚げしているときがチャンスタイムだが、護岸ヘチと漁船下やカケサガリを狙って流芯に向かって前を打つとアタリが拾える。

下流側は水田地帯であり駐車が困難だが、護岸際に数台止めるスペースがある。稲刈り時期を含め、くれぐれも農道には駐車してはいけない。

▼この釣り場について
熊木川

明治橋

七尾市白浜町にある七尾西湾に隣接しており、小川が2本合流している汽水域の池状のフィールドである。橋際には水門が設置してあり、水門付近は潮の干満により激流となる。

水門の内外及び水門周りを探れば一番多くアタリが取れるが、左側の護岸ヘチ及び右側のテトラの超前を打ってもアタリが拾える。

特に大雨後は、周辺の水田からの排水が流れ込み濁りが入ることで、クロダイが水門内に入り爆釣する場合がある。水門の水深は1~2m程度で、水門際は水流で深くえぐられており深くなっている。流芯は流れが速く底取りができなくなるため、流芯を避けて少しよどんだ場所に落とすことがコツである。

『能登半島』クロダイ前打釣りオススメ釣り場3選 ゲストでキジハタもテトラ帯の様子(提供:週刊つりニュース中部版 APC・椿下利春)

少し離れた場所には、七尾西湾側に伸びる100mほどのテトラ帯のフィールドがある。そこも狙いめで、テトラ際に落とせばアタリが拾える。

▼この釣り場について
明治橋

鹿波周辺

石川県鳳珠郡鹿波町にある七尾北湾にある河口エリアで、川が流れ込んでいる。もう少し北上すれば、曽良漁港、小甲漁港などもある。いずれの場所も川が流れ込み、濁りが入れば年無しもキャッチできる最高のポイントだ。

ここも右岸側に係留してある数隻のプレジャーボートと漁船下を狙いたい。特に廃船と係留用のブイ付近でアタリが拾えるはずだ。

左岸側は護岸ヘチに落とすポイントと、小突堤からの前打ちでアタリが拾えるポイントがある。またうれしい外道のキジハタも盛んにアタックしてくる。

少し北上すると鹿波漁港がある。漁船下も探るといいが、外道のキジハタの爆釣もあるのでチェックしておきたい。

▼この釣り場について
鹿波周辺

<週刊つりニュース中部版 椿下利春 /TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2019年10月4日号に掲載された記事を再編集したものになります。