今年も家族3人で「紫川・市民ハゼ釣り大会」に参加した。
競技開始!手返し重視で近投する
釣座は小倉北区・勝山橋(東岸上流側)そばに構え、早朝は試しでスズキを狙うも不発。
競技開始時刻になり、本命ハゼ狙いへ。
仕掛けは中通しオモリ2~3号+1本バリ(キスバリ7~10号)仕様で、エサは青ケブ(青イソメ)を使用した、ちょい投げスタイルで臨む。
川は満ち込み始めており期待でき、上流側から妻、私、娘の茉玲と並んでサオを出し、足元~10m以内を扇状に広く探る。
軽くサビきながら釣ると、活性は高くすぐにハゼは掛かるが10~13cmクラスで小型が多い。
河川中央まで遠投しても型は大差ないので、やはり近投の手返し重視で「数打てば大型に当たる」と信じて釣っていくと、妻が大声を上げ何やら釣れた様子。
見に行くと確かに今までより型は良いハゼだが……それでも18cmほど。
これでも入賞サイズ(20cm台)にはまだ遠い。
釣り初挑戦の友達にレクチャー!
ここで娘の友人である碧さんが合流。
初めてのハゼ釣りらしく、釣りの経験も浅いことから、大会ベテランの茉玲がレクチャーすることに。
最初は虫エサに戸惑いながらもキャスティングまですぐにスムーズにこなせるようになり、これならすぐに釣れるだろうと、見ていると何か掛けた様子。
しかし、枯れ草……次はビニール……とお約束?の展開の後、三度目の正直で今度は明らかに魚信を捉えた!
みんなが固唾(かたず)をのんで見守る中、慎重に巻き上げ釣り上げたのは、何とマダイ。
意外な魚の登場に本人も少し驚いた様子だが、めでたい最初のヒットなので記念撮影。
このころ満潮も進みマダイをはじめキビレチヌ(キチヌ)、ヒイラギなど河口から上流へ上ってきており、ここで厄介なフグ(エサだけでなくハリごと取っていく)が心配されたが、意外と掛からず安堵。
碧さんもすぐに待望のハゼを釣り上げ、その後も茉玲と2人で楽しそうに試行錯誤しながら釣っている。
日も高くなり満潮もピークに達するとハゼの活性も落ちたが、ぽつぽつと数は追加でき、正午までに10~18cm前後を家族3人で115尾くらいと過去最高に数は釣れ楽しめた。
<北九州市・川添直人/TSURINEWS編>