今年、非常に調子がいいと聞いていた福井・足羽川へ8月3日に釣友と4人でトモ釣りに出かけた。前情報通りの良型アユが揃い、ていねいに泳がせると強烈なアタリで20cm超のアユが乱舞。4人で3ケタオーバーの大満足釣行となった。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・中村聡)
悠々と水槽に泳ぐ25cm超のアユ
当日、現地のおとり屋・作助へ到着すると、水槽には25cmオーバーのアユがぞろぞろと泳いでいる。大将が「このサイズが掛かるよ~」と笑顔で迎えてくれた。久々の大アユが泳ぐ姿に興奮。オトリと日券を購入し、教えて貰ったポイントへ車を走らせた。
当日のタックル
当日のタックルは竿が銀影競技スペシャルA・H85V、天井糸が天井道糸FC0.8号、ツケ糸はザイトフロロ0.6号、水中糸がメルファMH0.06号に掛けバリは秀尖7号の3本イカリとした。
流芯でいきなりの20cm超え!
まずは浅瀬から攻める事にして、オトリを付けて釣りスタート。足元からていねいに泳がせていき、流芯の石色がいい所を泳がせていると、ドッカーンと目印がぶっ飛んだ。
きれいな背掛かりでかなりの重量感。40cmクラスのグレの引きにも劣らない引き。慌てずにゆっくりゆっくり寄せて、手にしたのは一発目にして20cmオーバーの天然アユだ。
テンポよくポイント移動
薄く色付いている石より、当日は黒みがかった石の方がよく掛かった。足で稼ぐ
循環の釣りで、オトリを入れかえていかないと続かないので、すぐに2尾目を探す。
釣れた天然アユをオトリにして再び丁寧に泳がせる。足元から泳がせた瞬間にキラキラキラと掛かった。目印がぶっ飛ぶシーンも気持ちいいが、キラキラともつれながら掛かるのも大変うれしい。何匹か釣ったところで少し上流にポイント移動。粘らず、次々とポイントを探っていく事にした。2、3匹掛かれば移動を繰り返し、午前中で20匹近く釣れた。
午後はトロ場からスタート
昼休憩を取り、午後からは釣り友達とポイント交代した。午後はトロ場からのスタートだ。泳がせメインで、仕掛けの水中糸をザイトフロロの0.3号へチェンジ。水も綺きれいなのでサイトフィッシングができる。
対岸の淵がよさそうだったのでオトリを送り込み、少し止めているとバーンと強いアタリ。いきなり良型の天然アユがヒットした。そんな調子でも午後からも数を伸ばし、15時までの釣りながら昼からも20匹近く釣れた。