6月22日(土)、東京湾金沢八景の忠彦丸からタチウオ釣りに行きました。狙うのはやっぱりドラゴン。大きなサイズは脂が乗っていてとても美味しいです。令和初のタチウオ釣り、たくさん釣れるといいな。
エサタチウオのタックルと仕掛け
タチウオ釣りのリールは小型の電動。ミチイトはバリバス「 小船マスターPE LS 4」の 2号を使用。ロッドはMHクラスのゲームロッドを用意。
同宿では、出船前に船長から釣りかたのレクチャーがあります。慣れない人は聞いておくことをお勧めします。
エサ付け
まずはエサ付け。仕掛けによって、付けかたが異なります。
私は船宿仕掛けをセット。サバ短冊の端から5mmほどのところにハリ先を入れ、1cm進めてハリ先を出します。クルリと回して、また皮側へ差し込み、ハリ上部のケンまで、こき上げて固定したら完成。
ハリとエサが平行になるよう、まっすぐ付けることが重要です。斜めに付けると海中で回転して、食いは極端に落ちてしまいます。最初は苦戦しましたが、慣れたらとっても簡単。
タナ取りが重要
7時半に出船、航程30分ほどで釣り場に到着。すでに開始している船が何隻か見えて、時折、銀色のタチウオが上がっています。
こちらもスタート。指示ダナは35~20mで「その位置から絶対に下げてはいけない」の注意があったので、ミチイトのマーカーを確認しながら仕掛けを落とします。使っているイト は1mごとにマーキングしてあるので、とても分かりやすく、タナが重要な釣りでは特に便利です。
指2本の小型からゲット
1投目はアタリがなく、2投目を巻き上げているとガツッ、ガツッのアタリ。手を止めずに誘い続けると、ひと際大きな反応があって、竿先は勢いよく曲がります。「掛かった」と確信して、スピードを上げて巻き上げると、かわいいサイズながら1尾目をゲット。
「夏タチウオといえばこれ」と言うような、指2本の小型です。
小型サイズは連釣
誰かが釣れると船中でバタバタと上がり始めます。私もサッとエサ付けをして、再投入。
指示ダナは深くなったり浅くなったり、ひん繁に変化するので、船長のアナウンスに耳をよく傾けて指示された水深を探ります。
すると、ポンポンと立て続けに釣れました。うれしいですが、やはりサイズは小さめ。
シャクり方変更で追い釣り
やっぱり「欲をいえば100cmを超えるドラゴン級を仕留めたい」。
そんなふうに思いながら続けていると、食い渋りの時間帯に突入。
先ほどまで、バタバタと釣れていたのに、どの船でもあまり上がっていない様子。釣れている人をよく観察すると、シャクリの速度がゆっくり。
さっそくマネして、巻きスピードはそのままに、シャクるタイミングは遅めにしたところヒット。これで7尾めです。
95㎝良型タチウオが登場
厳しい時間帯でも、釣りかたを変えたらまた食ってくる。タチウオ釣りの楽しいところです。
巻いているといきなりドカーーン!と大きな反応。びっくりしながら巻き上げてくると良型の本命。
この日、釣れたなかでは一番の大きさです。小型とはまったく違う、グングンと引っ張るような大きな反応。サイズは95cmほどでした。
目標には届かなかったけど、大きなタチウオが釣れてうれしさがあふれます。
終盤に差しかかっていたので、手返しよく続けて、ポツポツと数を伸ばしていきました。