10月9日(月・祝)、東京湾門前仲町の深川冨士見からハゼの乗合船で釣行。雲ひとつない晴天で、絶好の釣り日和。ほぼ満席状態で盛況。休日のためか女性や若者が多く華やいだ雰囲気だ。
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和竿でもリール竿でも、ハゼ釣りは楽しみ方いろいろ
![都心から海に出られて気軽に楽しめるハゼの船釣り【東京都深川冨士見】](http://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2017/10/20171020ka0303.jpg)
![都心から海に出られて気軽に楽しめるハゼの船釣り【東京都深川冨士見】](http://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2017/10/20171020ka03t.jpg)
午前7時30分、斉藤正雄船長の舵取りで出船。
1時間ほどのクルージングでポイント着。
当日は中潮で東京は満潮7時9分、干潮午後1時2分なのでほぼ下げ潮になる。
私はハゼ用天ビンを使った糸巻付きの3m中通し竿をセット。
水深は3.5m、竿より長めにイトをだす。
エサの青イソメは頭から刺してハリ軸にこき上げ、タラシは長く3cm。
見渡すと和竿で狙う本格的な人やキス用のリール竿、イト巻の付いた貸竿の人などそれぞれ。
合図で投入。
すぐにブルブルンときたがこれはアワせそこなう。
エサはまだ付いているので再投入すると、何かが掛かったがハゼではなさそう。
上がったのは好ゲストのイイダコ。
続いてのアタリはアワセがバッチリ。
ミチイトをたぐり、本命をゲット。
型は10cmほどで小振りだ。
船はこまめにポイント移動を繰り返し、釣らせる努力を惜しまない。
船はエンジン流しで、いいポイントに入ると船中でバタバタと上がる。
置き竿でハゼ以外のターゲットも
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小気味良い引きが楽しめるハゼはこのお手軽さがたまらない。
スペースに余裕があったので、リール竿を置き竿にする。
手持ち竿に小刻みな誘いを入れると、ググッとしたアタリ。
根掛かりのような感触だったが、強い引きで23cmの丸々としたシロギス。
良型の本命も上がりだす。
隣の本紙愛読者・石山英雄さんが短めのリール竿2本を器用に操り、ポンポン本命を抜いている。
仕掛けはハゼ用小型天ビンに一本バリでハリスは短い。
右舷胴の間には貸竿の田村博明さんと友人の高塩みきさん。
2人とも「初めて」と言うが、仲乗りが指導したためか、下イトをたぐる姿は様になっている。
左舷トモには3人できた松川さんや栗原さんが楽しんでいる。
数を伸ばすなら二刀流も
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置き竿にはあまり掛からず作戦変更。
リール竿を片付け、2.7mの中通し竿を出す。
二刀流で、リズミカルに誘いを入れると、ググッとしたアタリ。
アワセも効いて15cmの大型。
交互にアタり、気分がいい。
右舷胴の間で「大きいのが釣れたよ!」の声。
お父さんときた奥園仁武くん(小6)が大型本命を手にしている。
午後1時30分になり、1本竿にして集中すると次々と良型は掛かったが、「あと10分ほどで上がります」のアナウンスで道具を片付けた。
2時ごろ沖上がり。
船中釣果は8~16cmが22~150尾。
竿頭は、同宿の常連で名人と言われている左舷ミヨシの市川俊之さん。
私は58尾。
ハゼの乗合は始まったばかり。
これから深場に入り、落ちハゼとして大型化し釣り人を楽しませてくれる。
釣り場も近くなる予定。
今後、大いに期待が持てる。
<週刊つりニュース関東版 APC・木村俊明/TSURINEWS編>