船釣りの『乗合』と『仕立て』の違いと特徴を解説 沖釣り未経験者必見

船釣りの『乗合』と『仕立て』の違いと特徴を解説 沖釣り未経験者必見

「乗合」と「仕立て」ってどう違うの?これから船釣りにハマるそこのあなたに向けて、基本のシステムやそれぞれのメリットについて解説します。

(提供:TSURINEWS関西編集部)

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『乗合』とは

乗合とは、基本的に知らない釣り人同士が乗り合わせ、一定の人数になったら出船、というシステムだ。乗り合いの特徴はどんな物があるだろうか

船釣りの『乗合』と『仕立て』の違いと特徴を解説 沖釣り未経験者必見知らない人同士と乗り合う(提供:TSURINEWS関西編集部・平塚悠介)

①気軽に乗船可

「あ、明日、船釣りに行きたい」なんて思った時に、乗合は便利。すでに一定の人数が集まり、出船確定している船に電話をするだけでOK。ただし釣れ具合の確認はお忘れなく。

②料金が安い

多くの場合、仕立てに比べて料金が安くすむ。仕立ても人数が増えれば安くなるが、日程調整などの労力を考えるとコスパでは乗合が有利だ。

③1人で貸切状態も

船宿によっては1人から出船してくれるところもある。当日まで他の釣り人の予約が入らなかったら、1人で貸切状態なんてことも。ただし、船宿の利益にはあまりならないことが多いので、その点は気を使ったほうがいいかも。

乗合はこんな人にオススメ!

では乗合船にはどういった方がオススメか挙げていこう

1.気が向いた時に釣りに行きたい人

複数人と予定を合わせて、当日の相談をして…というのがわずらわしい人はぜひ乗合がオススメだ。

2.船釣りが得意な人、その釣り場に慣れている人

初めての船で初めての釣りをする場合、乗合では「常連客はいるだろうし、この釣りはあまり知らないし…。」と不安になってしまうかもしれない。その場合、その釣りが得意な知り合いと乗船するのがオススメだ。船釣り初心者でも、きちんとサポートしてくれる人がいれば乗合でも心配はいらないぞ。

3.とにかく船釣りに行きまくる人

「週に1~2回は船に乗る。」なんて人は、友達がとんでもなく多くない限り、乗合しか選択肢がないだろう。むしろ毎週同じ船に乗っていれば、その船の常連客とも知り合いになれるので、気分的には仕立てと変わらなくなってくる。

『仕立て』とは

「仕立て」とは、船を貸し切って釣りができるシステムのこと。すっごくカンタンにいうと貸し切りだ。なのでひと目が気にせず釣れるのが最大のメリットだろう。では仕立ての他のメリットを説明しよう。

船釣りの『乗合』と『仕立て』の違いと特徴を解説 沖釣り未経験者必見気の合う仲間達だけで楽しめる(提供:TSURINEWS関西編集部・平塚悠介)

①仲間とワイワイできる

仕立ての最大のメリットと言えるのが、家族や友人、知り合いたちと大海原で賑やかにできること。普段から仲の良い人たちと楽しい思い出作りをするなら、船を貸し切って釣りをするのは最高のプランと言えるだろう。

②人数が多ければお得に

金額で言えば、仕立ては乗合より安くすることもできる。その船の最大定員いっぱいまで予約すれば、確実に乗合と同金額かそれよりも安くなるだろう。

③時間、釣り方などに融通が利く

乗合は知らない人同士で乗るので、集合・出船時間、釣り方、仕掛けなどきっちりルールが決まっている。仕立てであれば限度はあるが、それらに関して融通が利くのがうれしいところ。

仕立てはこんな人にオススメ!

乗合とは違うメリットがあるのを説明したが、ではどんな人に仕立てはピッタリなのだろうか。

1.計画を立てるのが好きな人

「この時期はこのターゲットか、それならあの人とこの人を呼んで、ついでにいい機会だから釣りを知らないこの子も誘ってみようかな。」などと、皆で楽しむ計画を考える人にはうってつけ。釣り終えた後の予定まで考えるのも楽しいだろう。

2.船釣り初心者

釣り初心者の心配のひとつ。それは仕掛けがコントロールできず、知らない人に絡むこと。これほど釣りをしてて申し訳なくなることはない。仕立てなら同乗者は全員顔見知り、絡んだとしても心配無用で、サポートも期待できる。

3.とにかく自由にやりたい人

個人用ボートには負けるが、船長と仲良くなればかなり自由が利く(もちろん最低限、海のルールは守ろう)。大海原は俺らのものだ!とばかりに満喫しよう。

自分に合ったプランで船釣り満喫

乗合、仕立てのメリットや、それぞれに向いている人は紹介した以外にもまだまだあるが、少しはお役に立てただろうか。船釣りをこれから始める人にも、船釣り経験者にも参考になるところがあったなら幸いだ。魅力たっぷりの船釣りを大いに楽しもう!

船釣りの『乗合』と『仕立て』の違いと特徴を解説 沖釣り未経験者必見船釣りは楽しい!(撮影:TSURINEWS関西編集部・平塚)

<平塚悠介/TSURINEWS・関西編集部>