エギ&スッテで狙う『明石ダコ』 4回の釣行からシーズンの展望を占う

エギ&スッテで狙う『明石ダコ』 4回の釣行からシーズンの展望を占う

『明石ダコ』釣りのシーズンがいよいよ盛期を迎えています。今回は、6月に行った4回の釣行から今シーズンの傾向を検証してみます。釣果アップのワンポイントアドバイスも併せて解説します。

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丸山明

ゴムボートから始めたボート釣りも25年を過ぎ、もうover60です。釣りを極めたいです。

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エギング&イカメタル ソルトルアー

6月中の4釣行をお届け!

6月に行った4回の釣行をまとめてお届けします。

6月3日

1kg弱から200g超クラスまで、計5ハイ。二見沖東側水深12mポイント。

エギ&スッテで狙う『明石ダコ』 4回の釣行からシーズンの展望を占う良型揃い踏み

柑橘系のグリーンにイエローで調子よく、朝の早い時間帯で釣れてくれました。

5月には釣れなかった新子と呼ばれる昨秋生まれた小ダコが、今年初めて出現。ローカルルールでは、100g以下リリースですので、ちびっこは海に返します。

6月6日

大失敗の日。二見沖東側水深12mポイント。2kgサイズを1ハイ。

エギ&スッテで狙う『明石ダコ』 4回の釣行からシーズンの展望を占う手づかみも怖い2kgタコ

潮の時間とポイントを間違え、下げ潮の時合いを逃してしまいました。その結果、気が焦ってしまい、アワセのタイミングや巻き方が速くなり、間違いなく大物と思われるのをバラシ2回連続。

沖で一人反省して、上げ潮の時合いに集中した結果、今シーズン一番の2kgサイズが釣れました。前アタリからあわてるなと言い聞かせ、大きな声でゆっくり5を数えてから大アワセ、かなりの重量感をゆっくりとゴリ巻き。タモに入れたらホッとしました。頭は、カップ麺より大きく、手づかみは正直に怖くなるサイズです。

もうこれで十分、沖上がりをしました。失敗をやらかす日は、早めに上がるのが安全です。

6月12日

700g×1ハイ、200g超×2ハイ、リリースサイズ連発。二見沖西側の水深10~12mポイント。

幼稚園か小学校へ行ったみたいなタコの連発で、100g以下リリースです。

前回から潮が替わった途端にちびっこタコが出てきました。エギのような大きさのエサを食べるようになったということです。しばらくは、こんな感じですが、活性自体は悪くないので釣りとしては楽しくできます。

やっと、700gサイズを釣って肴を確保でタコ狙いを終了させて、沖へ走ります。

エギ&スッテで狙う『明石ダコ』 4回の釣行からシーズンの展望を占う700gのタコ

下げ潮の速い日なので、高倉瀬周辺に青物の様子を見に行きますが、どこもベイトの反応が乏しく少々残念です。次の潮回りでしょうか。次回に期待です。

6月13日

600~300g×3ハイ 200g超×5 ちびっこタコ多数(リリース)で大忙しでした。

昨日のポイントから大きく移動して、二見沖東側で水深18~20mで開始。タコエギは、イエローをピンクに変更して、グリーンとの組み合わせにしました。

スタートの着底で軽い乗りが出て、ちびっこタコ。これが、手返しするたびに3連発。やっと、200gを超えるクラスなら何とかという感じですが、大きいのが来るのを待ちます。

この後、サイズをチェックして、リリースサイズは、海にお帰りを願いました。100g以下はリリースしましょう。成長は速く真夏には、それなりの大きさに育ちます。

子ダコは、元気よく素早くエギに来るために、大きいサイズより先に釣れてしまいますから、根気良く繰り返すしかありません。それでも、反応がまったくない釣りからすれば楽しく、これらが梅雨明けには少し大きくなり、夏ダコの楽しいシーズンになります。

確保8ハイで、下げ潮が速くなる8時に沖上がりです。

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