5月26日(日)、静岡市清水区を流れる興津川へ出かけた。20日に解禁を迎えたが、翌日の大雨による出水でアカが流れた。しかし、それ以降は夏のような日差しが戻り、当日は新アカが着き始めの状況だった。
当日のコンディション
朝の気温17.5度で無風。水温は18.5度、平水で濁りなしのコンディション。
残りアカを狙うか、新アカを狙うか難しい日ではあったが、今年初のアユ釣りなので、釣果は気にしないことにして釣行を決めた。
中流域の宮原オトリ店で年券とオトリを購入後、上中流域を見て周り、茂野島地区の河川敷に駐車する。釣り人の朝は早いが、アユに限っては初期の朝からバタバタと釣れるものでもない。
2時間で12尾
いつも同じローテーション開始。
オトリを友舟に移し、水にナジませている間にゆっくり釣り支度を済ませる。
最初に入川したのは、茂野島橋下流の瀬。大石が多く点在するので、残りアカが多く、開けているのでアカ着きが早い。
足元からそっと放して送りだす。初期なので、まずは大石裏のヨレを中心に入れていく。すると、開始5分ほどで目印が飛んだ。
白いアユだがサイズは16cmとまずまず。その後もポツポツと15~17cmが掛かる。
2時間ほどで200mの区間を探って12尾。
高瀬地区で7尾追加
次に入川したのは、高瀬地区。
高瀬地区は、宮淵から出合淵までの約1kmの区間。砂の多い場所もあるが、頭大の石が多く、新アカが着きやすい場所。まずは遡行して宮淵下流の瀬に入り様子を見る。
10分後、小さな1尾が掛かったが、アカが飛んでいて野アユの追いはない。
1時間かけて吊り橋まで釣り下って3尾。そこで、中河内川出合いから出合淵の間の瀬に入るが、ここでもポツリポツリの状況で2時間で7尾。
そこで、最後の切り札、支流中河内川へ移動する。
中河内川で入れ掛かり!
大水で本流筋が入川できない日や出水後のアカが飛んだときなど、この中河内川が重宝する。川沿いに通っている道路からはチラホラとアユの姿が確認できる。
合流点から約2kmほど上流に入川し、釣り下ると、水深10cmほどの超浅場で盛んにハんでいる。
下流からオトリを入れると、一発で目印が飛んだ。釣れてきたのは、真っ黄色な17cm。追い星がしっかり2つ付いている。
至福のときが1時間続き、17時過ぎに納竿。
最終釣果
釣果は、13~18.5cm49尾。朝のうちは一日釣って20~30尾と思ったが、意外と釣果が伸びた。
解禁日にはトップ釣果80尾超だったとのこと。アカがしっかり着けばそれに近い釣果が望めることと思う。
<週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也 /TSURINEWS編>
興津川