経験を問わず、純粋に釣り好きの友人が集まる「大人の遠足倶楽部」。毎年四季折々のターゲットを御題目に上げて、月1程度釣行している。5月13日は淡路島・育波漁港の小溝丸を利用し、早朝に出船した。この日は、「そろそろタコ行けるんじゃない?」ということで、マダコとマダイの2本立てメニューとなった。
2大ブランド『明石ダコ』『明石ダイ』
年間ターゲットの中でも、人気上位のタコ釣り。全国的にも知名度の高い「明石ダコ」がターゲットなだけに、皆テンションが高い。明石ダコ同様にブランド品「明石ダイ」の人気も無視できない。
明石ダコ釣りタックル&釣り方
この日はまず、タコ釣りからスタート。仕掛けは、今人気のタコエギ。
6ftのベイトジギングタックル(サオがソルティガHIRAMASA60B、リールがソルティガ10H、ラインはPEライン4号、リーダーはフロロ10号)にタコエギを2本セットし、オモリは50号を装着する。
狙い方は至ってシンプル!
オモリを海底へと落とし、オモリで海底をたたきながらタコにアピールしていく。誘惑されたタコがエギに抱きつくと重くなるのだが、ここでバレないように一気にリールを巻き上げるのがこの釣りのキモとなる。
300gマダコから顔見せ
「きたよ~!」まずは船首で2人がヒット!どんなサイズのタコが登場するのか?今季初物の登場に視線が集中した。上がってきたのは300gほどのマダコ!昨年は、冬場の水温の低下からイマイチ釣果が厳しかったのだが、今年のタコはどうか?
オモリの感触でボトムノックを続けていたエギに突然重みを感じた。大きくロッドでアワせてフッキングし、一気にリールのハンドルを巻く。カエシの付いていないハリを持つタコエギだけに、必死に抵抗するタコに負けると回収途中でバレてしまうのだ。
魚やイカなら、ここからが引きを楽しむ時間なのだが、タコはただ重いだけ(笑)。しばらくすると、水中に大きく足を広げたタコの姿が確認できた。今年は初タコを無事ゲットできた。
船中連続ヒット
マダコは1カ所に集まる習性があるので、1匹釣れると周囲もヒットが続くことが多い。1匹、また1匹と各自のロッドが曲がり、次々と船内にタコが取り込まれた。