アユのトモ釣りで最近注目されているのがアユルアー。生きたアユではなく、アユの形を模したルアーをオトリにする釣り方。そこでトモ釣り用ルアーの「テリトリーアタック」を開発した向島テックの坂田邦男さんに、アユルアーの利点や使い方を聞いた。
最初のオトリを捕獲するための鮎ルアーを解説 アユ友釣りシーズン直前
独自技術でバラシを低減
向島テックが制作しているトモ釣り用のアユルアー・テリトリーアタック。フォルムは、野アユから採寸。実際の肉付きをそのままコピーしている。通常のルアーよりは痩せているように見えるが、これが高いリアリティーを演出。
そして、コンピュータに取り込んだデータは、向島テックの得意技術3DCAD/CAM技術により野アユを具現化した。
ラインアップは、威嚇色でおもに縄張りアユがターゲットの「#1Yellow」。
調和色でおもに群れアユをターゲットにした「#2Yellow、Black」「#3Black」「#4Green」。
ルアーのような単調な動きでは、ヒットしても掛かりが浅く、サカサバリが外れる機構では、ルアー自体がラインをたたいてしまいバラすことが多かった。同社独自技術E×L機能では、ルアーが暴れずバラシを低減することを実現した。
また、ワンタッチリップ交換機能は、工具を使用せず、リップを交換できる画期的機能。リップを交換することでトロ場から早瀬までさまざまなフィールドをカバーできる。
なお、現在は品切れ中で、生産ができ次第ホームページで告知する。
▼取扱店は向島テックのホームページ参照
<週刊つりニュース特別版 /鮎2019編>