釣行後に余ったイソメを冷蔵庫に保存している人は多いのではないだろうか?しかし食品と同じところに釣り餌を置くのは抵抗があるし、家族の同意も得られない…。じゃあ冷蔵庫じゃないところで保存すればいいんじゃないか!ということで、青イソメを水槽で飼育してみた。第3回へ。
飼育25日目 ついに最後の一匹が
20日目を過ぎたあたりから続々と生き絶えていき、今日ついに最後の1匹も死んでしまった・・・。
涙が出なかった私は冷たい人間だろうか。
どれだけ生きたの?
砂とカルキ抜きをした水+海水の素、およびエアレーションの環境下でイソメが生きたのはおよそ1ヶ月。エサを与えていなかったためか、14日を過ぎた頃から徐々に体が細くなり体がちぎれ始める個体が続出した。
エサは?
結局、イソメには何を与えたらいいのだろうと思い調べてみた。
・プランクトン
・海藻
・小さな甲殻類など
と諸説あり、はっきりしなかった。わかめと乾燥小エビを与えたことがあったが、食べている様子はなかった。食べているものがわかれば、もっと長く生かすことができたかもしれない。なんで食べてくれなかったんだろう。
その他イソメのアレコレ
今回イソメを飼育してみて、イソメに対しての疑問がいくつか解けた。
光るといわれているけど?
光っているところは見ることができなかった。体液が光るらしい?どのような条件で光るのかは未だ不明。
イソメ同士でけんかするの?
みな「我関せず」といった感じで気ままにウネウネしており、噛み付き合ったりなどケンカしている様子はなかった。
噛むの?
釣り場で針に付ける際に噛むらしいが、筆者が噛まれたことはなかった。命の危険を感じて噛むのだろうか。それとも飼い主への感謝の気持ちか。
イソメの保存には
釣行で余ったイソメは冷蔵庫保存では3日間、水槽保存では2週間を上限に使い切ったほうが良さそう。それ以上になると生きが悪くなり釣果に影響が出るかも。
土日・祝日にしか釣りに行けない釣り人は、あまったイソメを来週に持ち越すには、水槽保存ならば1週間は持つので一つの手として有効だろう。ただ針持ちなどは、どの程度よいか不明。
また、死んでしまったイソメは塩に漬けて「塩イソメ」にすれば、長期保存が効く釣りエサにもなるようだ。