アユのトモ釣り師にはたまらないシーズンが到来!和歌山県の日高川、有田川の2河川で、5月1日、日本一早いアユ釣りが解禁したのだ!私は、初夏のうまいアユを求めて、父と日高川の龍神地区へ釣行した。
2日目の釣行開始
2日目は目ぼしいポイントがどんどん人で埋まっていくので、あちこちに車を走らせながら、結局つり吉下流の柿原橋上下へ入川。なぜか空いていることに不安を感じながらも、一人一瀬状態で散らばってサオを出す。
2日目は3人で80匹
いつもならバチバチに掛かる右岸は何のアタリもなく、ふと左岸を見ると石色がいい。そっとオトリを沈めると、ガツンッ!ギラギラ~で真っ黄色のアユ!ここから入れ掛かりで、追い気満々のアユが20連発。ひと区切りついたところで橋の下流へ移動。ここも浅いトロ瀬や瀬脇でバンバン目印が飛んだ。
昼食をはさんだ後は、つり吉の店の下でのんびりサオを出す。上の瀬では、つり吉のオヤジさんが短時間試しにサオを出しただけで入れ掛かり。私は浅瀬で苦労しながらちょっとだけ追加(汗)。2日目の釣果は3人で80匹ほど。
最終日は通称サンワ裏へ
そして最終日は下流の、通称サンワ裏へ。ここは河原まで車で降りられる楽ちんポイント。目の前の一本瀬に父が入り、私と中島氏はひたすら歩いて上流の瀬へ。
しかしここでコケて1匹掛けたのみ。場所移動しようと車に戻ると、父だけ入れ掛かり!
最終日の釣果は3人で100匹
予定変更して、そう広くない瀬で3人並んでサオを出すことになったのだが、ポツポツ目印が飛んで、短時間で30匹。しかもサイズはなぜか18cmクラス。まだ体が慣れていないので、よそ見中に流芯でいいサイズが掛かると、サオがのされることもあった(笑)。
この後も瀬をスライドさせるごとにアタリがあり、もっと釣りたかったけれど予定があるので、後ろ髪を引かれながらもサオを納めた。3日目の釣果は3人で100匹ほど。
なかなか大釣りにはならなかったものの、掛かりアユはまさに黄金色。タモに入れると、ふわりとスイカのようなアユ特有の香りが漂った。とてもいい解禁釣行となった。今年の龍神は、まさに数年ぶりの絶好のシーズンになりそうだ。