今回は渓流釣りには欠かせないウェーダーの選び方を紹介します。初心者からするとどれを選べばいいか迷ってしまうものです。種類や使いわけなどを女性ならではの視点で説明します。
ウェーダー選ぶ際の2ポイント
本格的に渓流釣りをするなら欲しくなってくるものがウェーダーです。しかし種類がたくさんあり、初めて選ぶ時はどこに気をつければ良いの?と悩んでしまう人も少なくないはず。
大事な基準はたった2つ。「安全に歩きやすいか」と「自分の身体にフィットするか」この2点が重要です。
女性用のウェーダー
いきなり安全性や歩き易さを重視といっても、やっぱりできるだけお洒落なものを選びたいのが女性の本音のはず。また男性用のウェーダーの中から自分の足や体型に合ったものを選ぶのはなかなか難しいと思います。
ぶかぶかのウェーダーだと水流を受けて歩くのが大変ですし、転倒しやすいなど安全面も低くて危険な場合もあります。
『Patagonia』や『Simms』では女性の身体にフィットした細身のウェーダーを販売しています。値段は高いですが、高機能なので本格的に渓流釣りをするなら検討する価値はあると思います。
ウェーダーは3種類
先ずウェーダーにはさまざまな長さのものが存在します。大きく分けてお尻までのヒップハイ、腰までのウェストハイ、胸までのチェストハイの三種類があります。
安全に川を渡ることを考えると長めのチェストハイがおすすめです!
浅い川だと思っていても深場に足を突っ込む事もありますし、転んでも水が入りづらく安心です。
更にウェーディングジャケットを羽織ると水に濡れづらくなりますし、寒い時期の防寒にもなります。またプライヤーなどを装着する為の金具や大きめのポケットなどが付いているので胸元のポケットにルアーボックスを入れて、背中のホルダーにネットを通せば身軽に釣りに行くことも可能です。
ウェーダーの素材3種類
快適に釣りをしたいなら素材も大事!ウェーダーの素材にはネオプレーン、ナイロン、防水透湿素材の3種類がありますが、渓流で1本選ぶとすればゴアテックスなどの防水透湿素材が快適です。
渓流釣りは川を歩き続ける比較的運動量の多い釣りです。防水透湿素材なら強い日差しの中で汗をかいても蒸れにくく、薄手の生地なので足さばきが良く歩きやすいです。
ナイロン素材は一番安価で手に入れやすいため私も使用していましたが、透湿性がないので夏蒸れやすく、生地が硬くて長時間歩くと疲れやすかったので買い直しました。
また北海道で厚手のネオプレーンの必要性があるかについてですが、正直、寒すぎて真冬に長時間釣りをする事は少なかったので、中に厚着をすれば薄手の防水透湿素材でも十分対応出来ました。
ちなみにウェーダーの中に着る衣服は速乾素材がおすすめです。登山などのアウトドアブランドの他にUNIQLOやワークマンなどでも安くて高機能な速乾素材の衣類が安く手に入ります。夏はレギンス+ショートパンツ、春や秋はモンベルのトレッキングパンツ、冬はUNIQLOのヒートテックやブリザテックパンツなど中の装備を変えることで1年を通して快適に釣りをすることができます。