魚へんの漢字は全部で195個もあった 「鱘」はなんて読む?

魚へんの漢字は全部で195個もあった 「鱘」はなんて読む?

「なんとなく分かるけど、書けと言われたら難しい」魚へんの漢字。パソコンやスマホが普及している現代で、あなたはしっかり読めていますか?書けていますか?魚へんの漢字の総数は実は思ってるより多いのです。今回の記事では、誰でも知っているものから、珍しいものまでピックアップしてご紹介いたします。

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その他 サカナ研究所

答え合わせ

①まぐろ

②さば

③かれい

④たら

⑤うなぎ

⑥ぶり

⑦なまず

⑧きす

⑨わかさぎ

⑩ちょうざめ

いかがでしょう。

195個の中から10個を抜粋して出題してみましたが、ラストの「鱘」が「ちょうざめ」だなんて思いもよらないですよね。

全問正解できた人がいれば、その人は「魚へん漢字マスター」の仲間入り間違いなし!?

魚へんの由来

漢字にはいずれも出来上がった経緯や由来があり、そして意味があります。

漢字は魚へんに限らず、全てに由来があります。皆さんも小学校の頃に「山」の由来を一度は耳にしたことがあるはずです。実は魚へんの漢字も由来を想像しやすいものもあります。

魚へんの漢字は全部で195個もあった 「鱘」はなんて読む?漢字の由来

いくつかの魚を例に取ってみましょう。

先ずは鰤の漢字の由来から見ていきましょう。旬の季節は鍋などが美味しく感じる冬になります。つまり「師走」に脂がのり美味しい旬の季節から来ています。なんだかブリしゃぶが食べたくなってきましたね。

「鱈」も名前の通り、冬によく取れることからこの漢字が選ばれています。

一方で、「鱚」はなぜ「喜」なのでしょうか?昔は、高級魚だったのでしょうか?

実は、キスの「キ」の音を持つ数ある漢字の中で、よりめでたい漢字を選ばれたことが由来になります。なんだか「鰤」や「鱈」に比べると曖昧な選ばれ方ですね。

このように漢字の由来を調べてみるとより魚に興味を持つきっかけができるかもしれません。文字離れが深刻化している現代で、漢字の由来や出来方を調べてみると新しい発見があって面白いかもしれません。

<近藤/TSURINEWS・サカナ研究所>