3月12日のボートシーバスゲームは完全なるスクランブル発進だった。急きょ連絡があり、午後5時半ごろには海の上に浮いていた。大矢船長と愛知県飛島村の筏川から出船。
当日のタックル&ルアー
ベイマチック6.5フィートを1本だけ持ち込み、ルアーも少数精鋭でクロダイとシーバス用ルアーをバッカンに詰めてあった。暗くなると同時にキャストを開始して、クロダイを狙った。
30gのメタルジグのダックスを水深5~6mへ落とし込んでいった。なかなかアタリが出ない時間が続いたが、30分ぐらいで反応が出た。
着底後のリフト&フォールの2回目で、カツカツとはっきりしたアタリがあり、それをしっかりとアワせてみた。すると、ゴンとロッドティップが水中に突っ込んだ。アワセが決まったようだ。
まずはクロダイゲームから
慎重にやり取りして、大矢君の差し出すネットに頭から滑り込ませた。前回苦渋を飲まされたクロダイは、比較的きれいなシマ模様が浮き出ていた。サイズは手尺で45cmオーバーを確認した。
これでホッとしたが、すぐに大矢君もクロダイをキャッチした。これは50cmぐらいのナイスサイズだった。
排水口周りでシーバス
時合い到来かと思ったが、その後1度アタリがあっただけ。そして、何となく時合い終了のようで、潔くクロダイポイントを後にしてシーバスポイントへ移動した。
前回も行ったことがある排水口周りでキャストが始まった。私のルアーはパームスのハンネルという鉄板バイブレーションで、上から素早くレンジを刻んでいく。
まずは排水の流れを横切るようにロングキャスト。ハンネルは30gあるので沈みが速い。流れが強く深いポイントが得意で、カウント8まで増やした時にヒット。最初のヒットはアベレージサイズの50cm弱。抜き上げて速攻でリリースした。
60cmオーバー!
そして、次のキャストはやや護岸際をトレースできるよう流れの巻く所と、明暗部を絡めたエリアを意識した。すると、中間地点でルアーの軌道が上を向いた時、強烈なバイトが出た。
流れの際で強い抵抗を見せ、65フィートのベイマチックがブチ曲がる。なかなか上がってこないやり取りを楽しみ、姿を見せたのは久しぶりの60cmオーバーだ。大矢君のネットサポートで無事ランディングし、ライブウェルにいったんキープ。