テーマは「聖地・ビン沼を攻略するぞ」。竿12→10・5尺両メーター両ダンゴで好調に絞る吉田。しかしそこに立ちはだかったのはコイ。しかも再び記者の竿が持っていかれ……。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)
スピード竿替え
ビン沼の砂塚橋下流さいたま市側大ケヤキ手前の階段付近で、竿12尺両ダンゴの宙釣り(タナはメーター前後)でスタートした吉田。天候は小雨で無風。気温はやや低かったものの人災はなく、朝から魚は高活性。すぐに入れアタリモードとなり、これならと竿を10.5尺に持ち替える。
釣れているのにわざわざ竿を替えたのは、効率性を上げるため。取り込み時間を短縮させ、場を荒らすのも最小限に食い止める。静かに素早く取り込めば、それだけ連チャンの可能性が上がると踏んでのことだ。
しかも竿替えがとてもスピーディー。オモリ合わせが済んでいるウキというのもあるが、ものの5分も要さないでエサ打ちを再開したのには、正直驚きを隠せない。
相変わらずせっかちだなぁ(笑)。
「やることが早いと言ってくれますか!」
まあでも、短くしたデメリットはまるでなさそうだね。
「今のところは感じません。型も変わらないので、これなら短くしたメリットだけが活きると思います」
ビン沼の元気ベラ(提供:週刊へらニュース編集部・関口)やっぱり竿の長さで型って変わるもんかね?
「釣り場にもよりますよね。管理釣り場の浮き桟橋などでは、かえって短い(桟橋に近い位置)ほうが型がよかったりすることもありますよね。でもビン沼のような平場(手前が浅く沖が深い)では、あまり手前過ぎるのはよくないですよね。魚の警戒心も上がるでしょうし」
確かにね。短くていいのは春だけか。
「ですがこの感じなら8~9尺竿でも問題なさそうですよね。現にお隣の常連さんは8尺前後の竿で入れパクですから」
手前のコイに要注意
そうなんだよね。さすが常連さんと眺めていたんだけど、でもちょっと困った問題もあるみたいだよ。
「と言いますと?」
さっきから見てるけどコイにいたずらされるケースが目立つんだよね。これって竿の長さのせいじゃないかなぁ。
「そう言えば手前にはコイがウヨウヨ泳いでますよね。ボクもちょっと気にはなってたんです。これでボクの竿もロケット発射したら、それこそ関口さんにいいように書かれてしまいますから」
手前はコイがウロウロ(提供:週刊へらニュース編集部・関口)おいおい、竿を拾ってくれた恩人だぜ、キミは。恩を仇で返すようなマネはいくら何でもできやしないだろう。
「そこをやるのが関口さんです!」
そんな話をしていたのもつかの間、ついに吉田にもコイがイタズラを始めたようで、30分に一度くらいの頻度でハリ掛かりするようになってしまった。
「アタリがちょっと引いたなぁと感じた次投はたいていヤラれますね。しかも決まって落ち込みのズバッです」
だったらアワせなければいいじゃん。
「それができれば苦労はしませんよ。それにアワせたほうがかえって竿抜けなどは起こりづらいはずですから」
なるほどね。アワせないで走られては竿が一直線になるから穂先を抜かれるかもしれないね。
再び竿が……
そんな話をしていた矢先、再び記者の竿が持っていかれてしまった。しかも今度は穂先だけ。
対岸は老人ホーム(提供:週刊へらニュース編集部・関口)「たった今話していたばかりじゃないですか。まったく何をやってるんですか! ところで穂先はチューブラですか、それともムク?」
確か半ムクのはず。
「それじゃあウキが小さいと沈んじゃうかもですね。あっ、トップがチラチラ見えてますよ。しかもまたもやボクの沖前じゃないですか」
悪いけど回収して!
次回も「聖地・ビン沼を攻略するぞ」です。
<週刊へらニュース編集部・関口/TSURINEWS編>
ビン沼川



