釣りのハイシーズンを迎えた秋、日々の釣りで新たなウェポンを探している人も多いだろう。そんなソルトゲームファン注目のイベント「2026名古屋ソルトアングラーズフェス」が、9月26日に愛知県名古屋市の「なるぱーく」で開催された。編集部スタッフも同イベントを訪れ、目についたこの秋の釣りで活躍しそうなアイテムを一挙に紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版・五井)
2026名古屋ソルトアングラーズフェスとは
東海圏に多くの店舗を構える釣り具店フィッシング遊が主催するイベントで、2回目となる今回は47社もの釣り具メーカーが出展。各社テスターのトークショーや特典付きのスタンプラリー、限定品の展示即売会などが行われた。
名古屋アングラーズフェスの様子(提供:週刊つりニュース中部版・五井)とはいえ、一番の目玉は、シーズン真っただ中に、ルアーやタックル、普段の釣りの悩みについて、プロアングラーやメーカースタッフと話しができることだ。
人気アングラーも多数来場(提供:週刊つりニュース中部版・五井)対人気ターゲット用のウェポンにフォーカス
ソルトゲームとひと口に言ってもさまざまなものがある。展示会場で目にしたすべてのジャンル、すべてのアイテムを一挙にお伝えするのは正直なところ難しい。そこで、近年人気沸騰中のサワラゲームと、ソルトターゲットの代表格であるシーバスゲーム用のウェポンを中心に紹介したい。
サワラゲームのイチ推しアイテム
全国的なブームとなっているのが、ショア&オフショアのサワラゲームだ。東海圏にも多くのファンがいる。この釣りの注目アイテムから紹介していこう。
まずは注目のルアーから。
ステップマジック120S/アクアウェーブ
アクアウェーブと言えば、多くのファンから支持されるサワラ用ブレードジグのメタルマジックTG。新型のサワラ用ルアーが気になり訪れたところ、目に飛び込んできたのはミノープラグのステップマジック120S。
ステップマジック120S(提供:週刊つりニュース中部版・五井)優れたキャスタビリティとダートアクションが武器だが、泳ぎだしの素早さも優秀。射程距離ギリギリのボイルを捉えたとき、着水直後から勝負を掛けられる。
冷斬(れざん)/JADOPRODUCTS
サワラは高速巻きで釣るものと思い込んでいる人も多いと思うが、ミノーのようにユラユラと泳ぐジグに好反応を示すこともしばしばだ。そんな状況に「どハマり」しそうなのが「冷斬(れざん)」。
冷斬(れざん)と専用ブレード付きフック(提供:週刊つりニュース中部版・五井)中速巻ではワイドウォブリング、スロー巻きではタイトウォブリングで泳ぐまさにミノーのようなジグ。専用のブレードフックを付ければブレードジグに早変わり。これ一本で全部できちゃうかも。
コンタクト イーノ サワラチューン/タックルハウス
同社のブースで目を引いたのが、ジグミノーの「コンタクト イーノ サワラチューン」。ブレードジグでもジャーキングミノーでも食わせられない……。そんな時に大活躍するルアーだ。
コンタクト イーノ サワラチューン(提供:週刊つりニュース中部版・五井)東京湾の林遊船さんでは圧倒的な釣果で独り勝ちを果たし、大阪湾のボートやショア、伊勢湾のボートゲームでも数々の好釣果を上げている。サワラがいるのに食わない、そんなときは「これがあればいーのっ!」
太刀魚テーパーリーダー/サンライン
さらにサンラインブースでは便利なリーダー見つけた。そのアイテムが「太刀魚テーパーリーダー」。
太刀魚テーパーリーダー(提供:週刊つりニュース中部版・五井)タチウオと名が付いているが、ファイティングリーダーとメインリーダーが一体化した便利なアイテムとして、サワラキャスティングで使用する人が増えている。素材はナイロン、太さは5-14号~8-20号までの4規格があり、長さは2.5m、クリアとブラックの2色がある。なお、フロロカーボン素材のテーパーリーダー「アジ―ロ フロロテーパー太刀魚(※写真右側)」もある。
シーバスゲームのイチ推しアイテム
ソルトゲームを代表するターゲットのひとつシーバス。大規模河川やサーフなど、良好なフィールドに恵まれた東海~北陸圏でも根強い人気があるターゲットだ。秋はシーバスの数型ともに狙える好シーズン。チャンスをものにしてくれるルアーたちを紹介したい。
KRAMBIT(クランビット)/GOTO9
身近なショアゲームを充実させるルアーを世に送り出しているGOTO9。同ブースでイチ推しウェポンとして紹介されたのが、メタルバイブレーションの「クランビット」だ。今秋、新たに9gが加わり、既存の15g、25gと合わせ3サイズが揃う。
クランビット(提供:週刊つりニュース中部版・五井)精密に設計された2つのラインアイは、メタルバイブにありがちなテーリングを抑制。工夫されたボディ形状により、アクションの立ち上がりが早く、ロッド操作で浮かせやすいので、根掛かり回避能力も高い。サイズにより、メッキなどの回遊魚から、シーバスまでさまざまなターゲットに有効だ。
Lean SHAD(リーンシャッド)/Dreem UP
ライトゲームやフラットフィッシュゲームを中心に、プラグやワーム、ロッドも手掛ける同ブランドのブースで紹介してもらったのがリーンシャッド。シャッドテールが生む独自の弱波動が小さな波動を好むターゲットを魅了する。
リーンシャッド(提供:週刊つりニュース中部版・五井)フラットフィッシュやロックフィッシュをメインに置いたワームだが、速い沈下速度を活かし、ワームによるボトム付近のシーバス攻略や、効率良くレンジを探っていきたいときに活躍しそう。2.6/3.5/4.8inchの3規格。
DOGMAX(ドッグマックス) SW/メガバス
秋から冬にかけての大型のベイトフィッシュに対応したペンシルベイト「ドッグマックスSW」。サイズは全長13cm、33g。
ドッグマックスSW(提供:週刊つりニュース中部版・五井)超長距離のスライドアクションとリアルなボイルサウンドでシーバスの捕食本能を刺激する。表層のベイトを捕食する秋の大型シーバス狙いでぜひ投げたい一本だ。
VADUM(ヴァダム)125F/LRGARE
シーバスやライトゲーム用ルアーをリリースするLRGAREのブースで、同ブランドスタッフがイチ推しとして紹介してくれたのが、「ヴァダム125F」。
ヴァダム125F(提供:週刊つりニュース中部版・五井)ローリング主体の静かなアクションで、スレたシーバスにアピールする。河川や河口部など流れのある場所で、ダウンストリームで引いても暴れず、安定したアクションでシーバスを魅了する。
2フック仕様で大きめのフックを搭載し、大型シーバスへの対応力を高めている。ベイトが大型化する秋から冬のゲームにお勧め。
FRANKY(フランキー)170/ロンジン
ロンジンは、多くのショアアングラーから熱烈な支持を集めるルアーを数多く世に送り出しているブランド。さっそくブースを訪れ、「秋のイチ推しシーバスルアーを教えてください」と尋ねてみた。
フランキー170(提供:週刊つりニュース中部版・五井)そして紹介してもらったのがフランキー170。ビッグベイトでは食わせにくい特大シーバスを攻略するためのミノーで、ウェイトは60g。ビッグベイト用タックルでそのまま投げられるのが特徴。コノシロや落ちアユ、ボラを飽食しているシーバスに効くぞ。
両ゲームで活躍するアイテム
展示会場では、サワラとシーバスのいずれのゲームでも活躍するアイテムが多数並んでいた。その中で、筆者の目を引いたものが2つ。ひとつがロッド、もうひとつがPEラインだ。
迅刃(じんば)/BROVIS
ブロビスのブースで堂々たる存在感を放っていたのが「迅刃(じんば)76MH」。ヘビーウェイトのルアーを使ったシーバスゲームから、サワラや青物、怪魚ゲームまでカバーする。10~60gまでのルアーに対応し、強靭なそのブランクスは、青物のパワーも受け止める。
迅刃(じんば)76MH(提供:週刊つりニュース中部版・五井)加えて、キャスト時のライントラブルを極限まで抑制したガイドセッティングも大きな特徴だ。
ライントラブルを抑えるガイド設定(提供:週刊つりニュース中部版・五井)ARスーパーPE8/山豊テグス
色落ちしにくく、コスパに優れた8本組みのPEラインで、ラインアップは0.6~4号。カラーは視認性に優れたオレンジで、ルアーのトレースラインの確認や、ラインでアタリを取るようなゲームで大活躍する。
ARスーパーPE(提供:週刊つりニュース中部版・五井)シーバスゲームならストラクチャーとの接触、サワラゲームなら他者とのクロスラインなどラインが傷つくこともあるだろう。「ラインが傷めば財布も痛む」そんな問題を解決してくれるのがARスーパーPE8だ。
イベントを訪れて
さて、以上のようなアイテムとの出会いを提供してくれたアングラーズフェス。今回はルアーを中心としたサワラやシーバス用アイテムの紹介にとどまったが、ロッドやその他のフィッシングギア、ライトソルトや各種オフショアゲーム用アイテムも数多く展示されており、かなり見ごたえのある内容だった。
2027年度の開催については、来年の発表になると思うが、入場料も無料なので気軽に足を運んでほしい。
<週刊つりニュース中部版・五井>

